zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

2020年期待の野手は誰?

2019年の日本シリーズは、ソフトバンクが4勝0敗で巨人を倒し、日本一になりました。
ソフトバンクを見て思ったことは、控えの選手層が本当に厚いですね。
中日ドラゴンズは、野手のレギュラー陣は強力になってきましたが、まだまだ選手層が厚いとはいえません。
そこで、レギュラー以外の野手を中心に2019年の成績を安打数に注目して振り返ってみたいと思います。

まずレギュラー陣などの中心選手と呼べる選手ですが、安打数50以上の選手は9人でした。
大島174、ビシエド168、阿部130、京田126、高橋126、平田100、福田89、アルモンテ54、加藤51(選手名と安打数)。

次に準レギュラーというか控えの中心となる選手です。20安打以上50安打未満の選手は5人でした。
堂上選手 .212(193-41)12本 39打点
藤井選手 .220(141-31)1本 12打点
遠藤選手 .270(111-30)2本 11打点
井領選手 .290(100-29)0本 9打点
木下選手 .227(88-20) 2本 8打点
遠藤選手と井領選手が今年控えとして活躍した印象でした。この2選手は打率もよいですね。堂上選手は12本塁打と長打力が向上しています。

ここらから先は、10安打未満の選手です。19選手ですが5選手が戦力外となりました。
武山選手 .200(45-9) 1本 4打点 ⇒戦力外 
大野選手 .170(53-9) 0本 3打点
伊藤選手 .188(32-6) 0本 1打点
亀澤選手 .128(47-6) 0本 2打点 ⇒戦力外
武田選手 .143(35-5) 0本 1打点
渡辺選手 .148(27-4) 0本 2打点
溝脇選手 .200(15-3) 0本 0打点
三ツ俣選手.111(27-3) 0本 0打点
桂 選手 .250 (8-2) 0本 0打点
石垣選手 .133(15-2) 0本 1打点
石川駿選手.125 (8-1) 0本 3打点 
石橋選手 .059(17-1) 0本 2打点
根尾選手 .000 (2-0) 0本 0打点
友永選手 .000 (9-0) 0本 0打点 ⇒戦力外
高松選手 .... (0-0) 0本 0打点
滝野選手 1軍登録なし
石岡選手 1軍登録なし
杉山選手 1軍登録なし       ⇒戦力外
近藤選手 1軍登録なし       ⇒戦力外

こうしてみて見ると、シーズンで10安打を打つのは、大変なんだなあという印象です。
伊藤選手、武田選手、渡辺選手、三ツ俣選手などは、チャンスがけっこう与えられた印象ですが、この中では、伊藤選手が一番安打数が多いんですね。それでも6安打です。

さて、この中で2020年に期待したい選手は、まずは石川駿選手と溝脇選手です!
石川駿選手は今年のウエスタンリーグ首位打者ですし、溝脇選手は打力も守備も評価の高い選手で、2人とも内野手です。
石川駿選手と溝脇選手は1軍で活躍できる実力は十分にあると思うのですが、チャンスが巡ってきたときに怪我だったり調子を落としてしまったりと不運な面があり、1軍に定着できていません。
この2選手には、選手層を厚くするいう役割だけでなく、来年は1軍の北谷キャンプに参加し、阿部選手とセカンドのレギュラーを争うような存在になってほしいです。

この2選手に続くのは、石垣選手、高松選手でしょうか。高卒3年目・2年目の若い選手で、石垣選手は長打力が、高松選手はなんといっても足が魅力の選手です。
こうした選手が1軍のベンチに入り活躍することで、チームにも勢いが出てくると思います。
伊藤選手や石橋捕手も含め、若い選手がどんどん出てきてほしいと思います。

そして、なんといっても期待の選手は、根尾選手と石川昂弥選手です!!
この2人は、時間をかけてじっくりと育ててほしいものですが、1軍で活躍できるレベルになれば、間違いなく重要な戦力になってくれるものと確信しています。楽しみですね。

野手の人数は今期33人から5人戦力外となり、ドラフトでは2人(石川昂弥選手、郡司捕手)の獲得でしたので、30人とかなり少ない状況です。ですので、これから、FAやトレードなどの補強があるかもしれません。
(個人的には、ヤクルトの廣岡選手のような、ホームランを打てるバッターが欲しいなと思っています。)
また、ドラフト5位の岡林投手が外野手としてプレイする可能性もあるようです。

今年は阿部選手と加藤選手が活躍しました。

2019年 阿部選手 .291 (447-130) 7本 59打点
2018年 阿部選手 .217 ( 23- 5) 0本  4打点

2019年 加藤選手 .228 (224- 51) 0本 13打点
2018年 加藤選手 .... ( 0- 0) 0本  0打点

この2人は2018年と比較して飛躍的に活躍しましたので、
今季10安打未満だった選手達にも、2020年には是非活躍してもらいたものです。
以上