政府の緊急事態宣言が39県で解除されました。しかし、東京・神奈川・千葉・埼玉・北海道・大阪・兵庫・京都はまだ緊急事態のままです。
こんななか、プロ野球の開幕について、
①交流戦・オールスター・クライマックスシリーズの中止
②最短で6/19(金)に開幕
③当初は無観客試合
④移動を少なくするための変則日程
⑤野球協約では各球団の主催試合が60試合と定められているため120試合開催が目標
といったことが報道されています。
実際に開幕する場合、どういった日程であればセ・リーグの試合が可能か、簡単にシミュレーションしてみました。④の理由から、同じ対戦が続くことを想定しています。
6/19(金)~8/2(日) 6週間半 36試合(+予備日3日) 西日本6チーム
まずは感染者の少ない西日本での試合をまとめて行います。広島・阪神・中日はホーム球場を動かず、巨人・横浜DeNA・ヤクルトを順番に迎え撃ち、各カード12試合ずつを消化します。
8/4(火)~8/30(日) 4週間 24試合 西日本2チーム、関東4チーム
次に広島-中日戦を広島・名古屋で12試合ずつ行う一方で、関東では阪神が巨人・ヤクルトと12試合ずつを行います。横浜DeNA-巨人と横浜DeNA-ヤクルトも12試合ずつ消化です。
9/1(火)~9/27(日) 4週間 24試合 西日本2チーム、関東4チーム
次は広島-阪神戦を広島・甲子園で12試合ずつ行う一方で、関東では中日が横浜DeNA・ヤクルトと12試合ずつを行います。巨人-横浜DeNAと巨人-ヤクルトも12試合ずつ消化です。
9/29(火)~10/25(日)4週間 24試合 西日本2チーム、関東4チーム
次は阪神-中日戦を甲子園・名古屋で12試合ずつ行う一方で、関東では広島が巨人・横浜DeNAと12試合ずつを行います。ヤクルト-巨人とヤクルト-横浜DeNAも12試合ずつ消化です。
10/27(火)~11/8(日)2週間 12試合 関東6チーム
最後は関東に6チームが集まり、残りの阪神-横浜DeNA、中日-巨人、広島-ヤクルトを12試合行います。
この日程であれば、西日本と関東の間の移動が、広島・巨人・横浜DeNA・ヤクルトでは1回、中日・阪神は2回で済みます。長期間の遠征となり大変ですが、移動の負担は少なく感染リスクも抑えられます。
11/21(土)~11/29(日)で日本シリーズが開催できれば、選手の契約期間である11月中に全日程を終わらせることができます。
なお、高校野球の夏の甲子園大会も今年はほぼ中止になると報道されています。今年の高校3年生にとって甲子園での試合ができなくなりますので、大変残念です。
せめて、プロ野球の中継が見られるようになってほしいです。