シーズンも終了しましたので、今年ドラゴンズで活躍した選手を選んでみました。
◆先発投手(6人)
◎大野雄大 11勝、10完投6完封、☆最優秀防御率、☆最多奪三振
◎福谷浩司 8勝、今期先発初勝利、防御率2.64
〇勝野昌慶 4勝、昨年1勝、2年目
△柳 裕也 6勝、昨年11勝
△松葉貴大 3勝、昨年1勝
△ロドリゲス 3勝、今期支配下登録
◆リリーフ投手(5人)
◎祖父江大輔 ☆最多HP、54登板、防御率1.79
◎福敬登 ☆最多HP、53登板、防御率3.55
◎マルティネス 21セーブ、40登板、防御率1.13
〇谷元圭介 36登板、防御率3.60、勝ち継投
△又吉克樹 26登板、4勝、防御率2.77
◆捕手(2人)
◎木下拓哉 88試合、打率.267
△マルティネス 39試合、打率.295、今期支配下登録
◆野手(5人)
◎大島洋平 規定打席到達、打率.316、☆最多安打
〇高橋周平 規定打席到達、打率.306、初の3割
△ビシエド 規定打席到達、打率.267、82打点
△京田陽太 規定打席到達、打率.247、全試合出場
△阿部寿樹 規定打席到達、打率.257、13本塁打
昨年までの成績との比較を重視しています。厳しめに見たためか18人に絞られました。
先発投手で3勝以上したのはこの6人です。大野投手はタイトルも2つとりましたし、6完封は圧巻ですので、文句なしです。福谷投手も先発では今季初勝利ながら8勝をあげました。勝野投手は4勝に終わりましたが、今年が2年目ということで評価しました。一方で柳投手は昨年の11勝から6勝に減りました。松葉投手とロドリゲス投手は3勝でしたが、松葉投手は昨年0勝でしたし、ロドリゲス投手は今年支配下登録されたばかりの投手です。この他、梅津・岡野投手が2勝、吉見・小笠原・清水・山本投手が1勝でした。
リリーフ投手は、祖父江投手がタイトルを取り防御率も1点台でしたので1番の評価です。同じくタイトルを取った福投手、防御率1点台のマルティネス投手も素晴らしい活躍でした。谷元投手はピンチの場面をよく抑えました。又吉投手もあまり目立ちませんでしたが良い成績を残しています。この他、藤嶋投手が今季初セーブを上げましたし、岡田投手も29試合に登板しました。
捕手は、木下選手がほぼレギュラーの活躍を見せ、バッティングでも活躍しました。今年支配下登録されたマルティネス選手も、能力を見せました。郡司選手が30試合、加藤選手が29試合出場しました。
野手は規定打席に到達した選手が5人でした。大島選手がタイトルを取りました。高橋選手は初の3割ですが、ホームランを含めてもう少し上を目指せる選手のような気がします。ビシエド選手は終盤離脱してしまいましたが、チーム1位の82打点をあげました。京田選手はチームで唯一全試合に出場しました。守備でも大活躍しましたし、終盤で打率もあげました。阿部選手も京田・大島選手に次ぐチーム3位の115試合に出場し、13本塁打を打ちました。京田選手と阿部選手は、もう少し打率が上がることを期待しています。控え野手は、打率2割前後の選手が多かったですが、武田選手が84試合、井領選手が79試合、遠藤選手が65試合、福田選手が64試合に出場しました。
今年は1軍登録選手枠が31人でしたので、活躍した選手が18人というのは少ないような気がします。
ここに上げた選手には2021年のシーズンでの活躍も期待していますし、この18人に続く選手が一人でも多く出てきてほしいと思います。
以上