こちらの記事↓で取り上げた選手を中心にバーチャル高校野球サイトで高校野球地方大会を観戦しています。
これまで特に印象に残った試合を紹介します。
７月１８日（日）秋田・準々決勝
明桜 ００２ ００１ ０００ １｜４
秋田 ０００ ０１１ ０１０ ０｜３
明桜・風間投手が１５７ｋｍを記録した試合です。プロ注目の風間投手に対して、秋田高校が追いつき延長戦にもつれましたが、延長10回に明桜高校が勝ち越し勝利しました。
風間投手はボールが先行する場面もありましたが、常時１５０ｋｍ前後が出ていましたし、149球目にも１５０ｋｍを出しました。ドラフト１位指名も十分にあり得る投手だと思います。相手の秋田高校石井投手も好投手でナイスピッチングでした。
７月２０日（火）神奈川・４回戦
東海大相模 ０１０ ０００ ００６｜７
川和 ０１０ ０００ ０００｜１
今年の春の選抜甲子園で優勝した東海大相模高校が８回まで１‐１の同点と苦戦した試合です。東海大相模高校の先発は武井投手、二番手は庄司投手で、７回裏からエースの石田投手が登板します。
攻撃のための投手起用ということで、石田投手は短い投球感覚でチームに流れを持ってくるような投球を見せました。９回表はその石田投手が打者として勝ち越しの２点タイムリーを打ち、最後は７－１となりましたが接戦をものにしました。
石田投手は格が違うという感じで、チームに勝ちをもたらせる選手だと思いました。プロ入りしても十分に活躍する可能性はあると思いますが、それよりも今のピッチングを見ていたい投手です。
７月２１日（水）千葉・決勝
専大松戸 ０１２ ０００ ０３０ ０００ ０｜ ６
木更津総合 ０００ １５０ ０００ ０００ ４｜１０
千葉県大会の決勝戦、打撃戦となり両チームとも複数投手での継投となりました。専大松戸高校が８回に３点を取って同点に追いつき、延長戦に入ります。延長１３回からはタイブレークとなり、１３回表の攻撃を０点に抑えた木更津総合高校が１３回裏にノーアウト満塁から満塁ホームランで試合を決めました。
注目している選手はいませんでしたが、決勝戦で延長１３回タイブレーク、サヨナラ満塁ホームランと見どころのある試合でした。
他の注目選手の動向です。
大島選手の福井・敦賀気比高は甲子園出場を決めました。
岐阜・県岐阜商高の高木捕手は２試合連続でホームランを打っています。
南北海道・北海高の左腕木村投手は１５０ｋｍを記録しました。
東東京・二松学舎大付高の左腕秋山投手は３回戦で完封勝利を上げました。
田中楓基投手の北北海道・旭川実高は、北北海道大会の初戦で帯広大谷高に敗れました。
伊藤樹投手と吉野蓮投手の宮城・仙台育英高は、４回戦で仙台商に敗れました。
まだまだ地方大会は続いています。これからもできるだけ多くの試合を見ていきたいと思います。
