zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

ドラフト指名予想(2022年10月時点)

2022年のドラフト会議は、10月20日(木)に予定されています。
ドラゴンズのドラフト指名選手を予想してみたいと思います。

1月時点での予想はこちら↓

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【ドラゴンズのドラフト指名予想】
・1位 蛭間 拓哉  外野手 左投左打 浦和学院高-早稲田大
・1位 矢沢 宏太  投手  左投左打 藤嶺藤沢高-日体大

2022年のシーズンを見て一番の補強ポイントだと思うのは、ホームランを打てるチャンスに強いバッターです。
昨年のドラフトでは、右のホームランバッターとしてブライト・鵜飼・福元の3選手を獲得しましたが、ドラゴンズに本当に足りないのは、左のホームランバッターです。
2022年シーズンのチーム本塁打は62本、うち左打者のホームランは9本(京田3本、高橋2本、大島・三好・加藤・山下各1本)のみです。
そこで、左の強打者蛭間選手の獲得を予想します。大学2年の早慶戦で2試合連続して決勝の2ランホームランを打った活躍が印象的でした。
大学3年以降は少し伸び悩んでいるところはあるものの、こうした苦労を糧にして、チャンスの場面や大舞台で大事な一打を打てる選手になってもらいたいと思います。

もう一つの補強ポイントは、先発投手です。ドラゴンズの先発投手は、小笠原(10勝)・柳(9勝)・大野(8勝)・高橋(6勝)・松葉(6勝)と2022年シーズンに6勝以上を上げた投手が5人と揃っているように見えますが、他に先発で勝利を上げたのは上田・福谷・岡野・笠原投手の1勝のみです。
期待する投手は大勢いますが実績のある投手が少なく、また松葉投手がFA宣言をするとの報道もありますので、来シーズン戦力となる先発投手を獲得したいところです。
そこで、左の先発投手として矢沢投手の獲得を予想します。外野手としても活躍している矢沢選手ですが、ドラゴンズは投手として評価しており、先発ローテーションの一人として期待したいところです。
もちろん投手と外野手の両方での活躍も期待していますが、ドラゴンズにはそうしたノウハウがないため、本人の意思次第になるのではないかと思います。

この2選手を含めて、今年のドラフト1位候補の選手は伸び悩んだ印象の選手が多く、絶対的な1位候補が少ない印象です。
高校№1野手は浅野翔吾選手(高松商高)だと思いますが、本人が中距離打者を目指すとコメントしていたので、ドラゴンズに来たらホームランバッターになるのは難しいかなと思いました。
大学生では澤井廉選手(中京大中京高-中京大)も左のホームランバッターとして気になりますが、鵜飼選手と伊藤選手の中京大中京高の1年後輩で同じ外野手ということもあり、ドラゴンズが指名する可能性は低いのではないかと思います。


・2位 斎藤 響介  投手  右投右打 盛岡中央高
・2位 西村 瑠伊斗 外野手 右投左打 京都外大西高

ドラゴンズが近年、大学生・社会人でドラフト指名した選手で、1年目に活躍したのは2016年ドラフトの京田選手以来5年間いません。
大学生・社会人でドラフト指名した選手で、戦力といえる活躍をしている選手も2016年ドラフトの柳投手以来5年間いません
もちろん、勝野投手・森投手・三好選手・鵜飼選手など1軍で出場している選手はいますが、まだ戦力とまでは言えないのではないかと思います。
一方で、近年高校生でドラフト指名した選手では、2017年ドラフトの清水投手、2019年ドラフトの岡林選手、2020年ドラフトの高橋投手と、チームの中心になりつつある選手が3人もいます。
また、2017年ドラフトの高松選手、2018年ドラフトの根尾投手・石橋捕手、2019年ドラフトの石川選手、2020年ドラフトの土田選手・上田投手など、1軍で結果を出している選手も多くいます。
そこで、これまでのドラフト実績を踏まえて、有望な高校生の選手の指名を予想します。
まずは、個人的に今年の高校生で№1の投手ではないかと思っている斎藤投手です。最速152㎞のストレートを持っていますし、夏の県大会で佐々木麟太郎選手を擁する花巻東高校に投げ勝つなど、試合を作れる投手です。
高橋宏斗投手に続く若手投手として、期待したいと思います。
もう1人の西村選手は夏の府大会で4本のホームランを打ち、長距離打者としての素質を見せています。京都外大西高はドラゴンズ大野投手の母校なので縁もあると思います。
こうしたホームランバッターを育てていくことがこれからのドラゴンズの課題だと思います。


・3位 森下 瑠大  投手  左投左打 京都国際高
・3位 大野 稼頭央 投手  左投左打 大島高

3位も高校生の指名を予想します。左投手を獲得したいところです。ドラゴンズの3位指名は12球団中11番目、4位指名は2番目で、間に日本ハムが2人指名します。
森下投手は2年生の時に甲子園で活躍し、ドラフト1位候補と言われました。3年夏はあまり投げられませんでしたが、期待できる左腕です。外野手としても評価されています。
野投手は2年秋の九州大会で準優勝と活躍し、3年春に甲子園に出場しました。オリックスの宮城投手のように多くのイニングを投げられるのではないかと期待します。


・4位 友杉 篤輝  内野手 右投右打 立正大淞南高-天理大
・4位 奈良間大己  内野手 右投右打 常葉大菊川高-立正大

補強ポイントの一つの内野手ですが、来シーズン、サードは石川選手と高橋選手の競争、ショートは土田選手と京田選手の競争、セカンドは岡林選手がコンバートすれば阿部選手との競争、になってほしいと思います。
そこで、絶対的なレギュラー候補ではなく、ここにもう1人ショートが守れる選手を競争相手として指名することを予想します。
友杉選手は、守備は大学№1の遊撃手で足も速い選手です。打撃も阪神大学リーグで2度首位打者を獲得するなど、結果を残しています。もしかしたら他の球団から、もっと上の順位で指名されてしまうかもしれません。
奈良間選手は、高校生の時に甲子園予選の静岡県大会で打率8割を記録したことで話題になった選手です。大学でもショートを守り、打撃でも結果を残しています。


・5位 安西 叶翔  投手  右投右打 常葉大菊川高
・5位 榎谷 礼央  投手  右投右打 山梨学院高

ドラゴンズのドラフト5位指名は、この6年間、藤嶋投手・伊藤選手・垣越投手・岡林選手・加藤投手・星野選手と地元出身の高校生を投手・野手交互に指名しています。この法則だと今年は投手を指名する年です。
安西投手は、静岡県出身で、サイドスローから力強いボールを投げる投手です。もしかしたら他の球団から、もっと上の順位で指名されてしまうかもしれません。
榎谷投手は、静岡県浜松市出身で、フォームのきれいな投手です。浜松出身でフォームがきれいというと、鈴木翔太投手を思い出します。
今年はこの法則に当てはまるのがこの2選手しかいませんので、さすがに法則通りではない選手を指名する可能性が高いのではないかと思います。


・6位 木村 光   投手  右投左打 奈良大付高-佛教大
・6位 杉澤 龍   外野手 右投左打 東北高-東北福祉大

6位指名は、補強ポイントの即戦力先発投手左打ちのホームランバッターのどちらかと予想します。
木村投手は、大学3年までは好成績を重ねていましたが、4年の春は肩を痛めて少しの登板にとどまっています。佛教大出身というこでドラゴンズの大野投手の後輩という縁もあります。
杉澤選手は、大学日本代表にも選ばれた左打ちの外野手で、4年の春の仙台6大学リーグでは、打率は5割を超え、ホームラン4本と、結果を残しています。
両選手とも、もしこの順位まで残っていたら指名してもらいたい選手です。


10月6日にドラゴンズのスカウト会議が開催され、ドラフト1位候補は約10人と絞り切れておらず、斎藤優汰投手(苫小牧中央高)・イヒネイツア選手(誉高)・曽谷龍平投手(明桜高-白鴎大)・森下翔太選手(東海大相模高-中央大)・吉村貢司郎投手(日大豊山高-国学院大学東芝)の5人が候補に挙がっていると報道されています。
昨年は報道通りブライト健太選手を1位指名しましたが、普通は本命の選手は報道されないと思いますので、残りの5選手に本命選手がいるのではないかと思います。

ドラフトの時点では、誰を指名したら成功かというのは分かりませんので、どの選手であっても、スカウトが見つけて指名した選手がドラゴンズに入団し、活躍することを期待したいと思います。


以上
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