高校野球地方大会（ネットで）観戦記⑤

前回の記事↓の続きです。

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注目の試合を紹介します。
大阪府の準決勝２試合は熱戦となりました。

７月３１日（土）大阪・準決勝（延長１４回）
　履正社　０００ ０００ ３００ ０００ １０｜４
　興国　　１００ ０２０ ０００ ０００ １１｜５
３－３の同点で延長戦となり、１３回からのタイブレークでは、１３回は両校１点ずつを取り、１４回の裏に興国高が１点を取りサヨナラ勝ち、決勝進出を決めました。

７月３１日（土）大阪・準決勝（延長１４回）
　大阪桐蔭　２１０ ２１０ ００１ ０００ ０５｜１２
　関大北陽　３００ ００１ ２１０ ０００ ０３｜１０

大阪桐蔭高は背番号１０番の竹中投手が先発、１回表に２点を先制しますが１回裏に３点を取られ逆転されます。２回表に同点に追いつき５回表には６－３とリードします。
７回裏の関大北陽高の攻撃、１死２塁で３番山田選手が申告敬遠され、その後の４番バッターが２点タイムリーツーベースを打ち同点に追いつきました。大阪桐蔭高としては申告敬遠で同点のランナーを出したのでもったいないような気がしました。
大阪桐蔭高は、８回裏から先発の竹中投手に代わり背番号１番の左腕・松浦投手が登板しますが、８回裏に１点を勝ち越されてしまいます。後のない９回表１死から、大阪桐蔭高３番池田選手がホームランを打ち同点に追いつきます。
７－７の同点で延長戦となり、タイブレークの１３回は両校無得点、１４回表に大阪桐蔭高が５点を取り、１４回裏に関大北陽高も３点を返しましたが、１２－１０で大阪桐蔭高が勝利、決勝進出を決めました。

７月３１日（土）愛知・決勝
　享栄　　　　２００ ０００ １０２｜５
　愛工大名電　０００ １６１ ００×｜８
愛知の決勝戦は１回裏終了後に雷警戒のため１時間４５分中断しました。
愛工大名電高は、１回‌に２失点した先発野崎投手から、中断明けの２回には背番号１の田村投手に交代し、享栄高の打線を抑えます。
愛工大名電高は、５回裏にビッグイニングを作り、享栄高先発の竹山投手と２番手で背番号１の肥田投手をのノックアウトします。５回裏の攻撃が大阪桐蔭高の１４回表の攻撃と同じタイミングだったので観戦が大変でした。
享栄高は７回と９回に反撃し計３得点と粘りましたが、愛工大名電高が逃げ切り甲子園出場を決めました。
愛工大名電高は、準々決勝で東邦高、準決勝で中京大中京高、決勝で享栄高と、私学４校のうちの他の３校を全て倒し、愛知県を制しました。

甲子園出場高がまだ決まっていないのは、東東京・西東京・大阪・広島の４地域となりました。

以上
#甲子園　#高校野球　#高校野球地方大会　#大阪桐蔭　#愛工大名電

高校野球地方大会（ネットで）観戦記④

前回の記事↓の続きです。

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引続き注目の試合を紹介します。

７月２８日（水）高知・決勝
　明徳義塾　０１０ ０００ ０１３｜５
　高知　　　０００ ０００ ０２１｜３
明徳義塾高・代木投手と高知高・森木投手の両エースが先発しました。終盤に両投手ともつかまり８回を終了して２－２の同点、９回表に森木投手が失点し高橋投手に交代しましたが、高橋投手も打たれ計３失点、代木投手は９回３失点完投で明徳義塾高が勝利しました。

７月２９日（木）大阪・準々決勝
　金光大阪　３００ ０００ ０００｜３
　大阪桐蔭　０００ １１０ ０３×｜５
大阪桐蔭高は先発の川原投手（２年）が初回に３失点しましたが、４回からは竹中投手（３年）が登板し０点に抑えました。４回と５回に１点ずつを返しましたが、７回までは３－２と金光大阪高がリード、大阪桐蔭高は８回裏に３点を取り逆転勝ちでした。
大阪桐蔭高、春の選抜で崩れた関戸投手（３年）はベンチ入りしていないようで、同じく春の選抜で崩れた左腕の松浦投手（３年）も背番号１を付けていますが、まだ様子を見ながらの登板です。背番号１０番の竹中投手（３年）、背番号１５番の川原投手（２年）、背番号１６番の別所投手（２年）、背番号は不明の左腕の川井投手（２年）が登板し勝ち上がっています。、

７月２９日（木）岐阜・決勝
　市岐阜商　０００ ０１１ ０１０｜３
　県岐阜商　０１０ ０００ １２×｜４
県岐阜商高が２回裏に高木捕手のホームランで先制しましたが接戦となりました。８回裏に２点を取った県岐阜商高が逆転勝利で甲子園出場を決めました。

７月２９日（木）愛知・準決勝
　大府　２１０ ０００ ００１｜４
　享栄　０００ ２００ ３２×｜７
享栄高はエースの肥田投手が不調で３点を取られ苦戦しましたが、２回途中から左腕の浜田投手、５回途中から竹山投手の継投で逆転勝ちでした。大府高校のエースで４番の竹内選手が、９回表ノーアウト満塁のチャンスで凡退したのが残念でした。

７月２９日（木）愛知・準決勝
　中京大中京　１００ ０００ ０００｜１
　愛工大名電　００１ ０００ ０２×｜３
中京大中京高・畔栁投手と愛工大名電高・寺嶋投手の投手戦で、両投手とも完投しました。
畔栁投手はストレートの球速はありましたが制球に苦しんだことから球数が多くなり、８回裏に２点を失い敗戦となりました。
注目選手の中京大中京高・畔栁投手と愛工大名電高・田村選手の対決は４打席で、互角といえる内容でした。
　・１回裏１死１・３塁　ショートフライ
　・３回裏１死１・３塁　ライト前ヒット（打点１）
　・５回裏１死１・２塁　レフトフライ
　・８回裏無死　　　　　四球
畔栁投手の敗退は残念です。ドラゴンズアカデミー出身ということで、先輩の高橋投手と同様にドラゴンズに入ることがあるのでしょうか。

注目選手の動向です。
　【甲子園出場決定】
　木村　大成　投手　　左投左打　南北海道・北海高
　風間　球打　投手　　右投左打　秋田・明桜高
　大島　正樹　外野手　左投左打　福井・敦賀気比高
　中西　聖輝　投手　　右投右打　和歌山・智弁和歌山高
　金井　慎之介投手　　左投左打　神奈川・横浜高【新たに決定】
　高須　大雅　投手　　右投右打　静岡・静岡高【新たに決定】
　高木　翔斗　捕手　　右投右打　岐阜・県岐阜商高【新たに決定】
　前川　右京　外野手　左投左打　奈良・智弁学園高【新たに決定】
　代木　大和　投手　　左投左打　高知・明徳義塾高【新たに決定】
　中村　碧人　内野手　右投右打　宮崎・宮崎商高【新たに決定】
　
　【敗退（特に印象に残っている選手）】
　石田　隼都　投手　　左投左打　神奈川・東海第相模高
　阪口　楽　　外野手　右投左打　岐阜・岐阜第一高
　達　　孝太　投手　　右投右打　奈良・天理高
　瀬　　千皓　外野手　右投右打　奈良・天理高【追加】
　竹内　裕人　外野手　右投右打　愛知・大府高【追加】
　畔柳　亨丞　投手　　右投右打　愛知・中京大中京高
　小園　健太　投手　　右投右打　和歌山・市立和歌山高、150km超
　松川　虎生　捕手　　右投右打　和歌山・市立和歌山高
　森木　大智　投手　　右投右打　高知・高知高、150km超
この９選手が甲子園で見られないのは残念です。

４３の代表校が決定し、残りは６地域となりました。

以上
#甲子園　#高校野球　#高校野球地方大会　#大阪桐蔭　#中京大中京　#県岐阜商

ウエスタンリーグは３連勝のあと３連敗

■２軍　３勝３敗＜通算３８勝２８敗３分＞２位
7/20（火）○ｵﾘｯｸｽ３－10中日　松葉５回３失点、石垣HR
7/21（水）○ｵﾘｯｸｽ６－７中日　ロドリゲス５回１失点、マルティネスHR
7/22（木）○ｵﾘｯｸｽ１－７中日　森５回１失点、郡司３安打、石岡２安打
7/23（金）●中日１－４阪神　岡野６回０失点、遠藤２安打
7/24（土）●中日４－５阪神　山井３回４失点、石岡・郡司２安打
7/25（日）●中日２－３阪神　清水６回０失点
火曜日は１５安打１０得点で勝利、出場野手14人のうち13人がヒットを打ちました。ヒットのなかった岡林選手も犠牲フライを打っています。
水曜日は６－２の９回裏に２点を返した後、代打マルティネス捕手の逆転サヨナラ３ランホームランで劇的勝利でした。
先発では、森投手、岡野投手、清水投手などに期待したいところです。リリーフでは、石川翔投手が結果を残しているので、そろそろ活躍してほしいところです。
野手では、石垣選手が復調、郡司選手と石岡選手が好調です。郡司選手は捕手としての守備が課題です。

以上
#中日　#ドラゴンズ　#中日ドラゴンズ　#プロ野球

高校野球地方大会（ネットで）観戦記③

前回の記事↓の続きです。

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平日なので映像観戦はできませんが、スコアだけでも抑えたい試合を紹介します。

７月２６日（月）南北海道・準決勝
　北海　　　００３ １００ １０１｜６
　北海道栄　０１２ １００ １００｜５

北海高校エース左腕の木村投手が、打たれながらも147球で完投し、勝利しました。

７月２７日（火）南北海道・決勝
　札幌日大　００１ ０１４ ０００｜６
　北海　　　１００ １３０ ０３×｜８
今大会は日程に余裕のある地方大会が多いですが、南北海道大会は珍しく準決勝と決勝が連戦です。
連投の北海高校エース左腕の木村投手が６回に捕まり６－５と逆点されます。７回からは木村投手に代わって登板した吉野投手が抑え、８回裏に３点を取り逆転勝利、甲子園出場を決めました。

７月２７日（火）愛知・準々決勝
　愛知啓成　　０００ ０１０ ０００ ００｜１
　中京大中京　０００ ０００ ０１０ ０１｜２
春の選抜甲子園ベスト４の中京大中京高は、５回表のピンチで先発の大江投手に代えてエースの畔栁投手が登板しますが、１点を取られてしまいます。８回裏に同点に追いつき、延長11回裏に桑垣選手のサヨナラホームランで接戦を制しました。

７月２７日（火）奈良・準決勝
　天理　　０００ １３０ ００２｜６
　高田商　０１２ １１０ ００２｜７
選抜甲子園ベスト４の天理高は４－４の５回裏に先発森田投手から達投手へと継投しますが、打撃戦となります。９回表に２点を取り逆転しますが、その裏に達投手が捕まりサヨナラ負けとなりました。達投手と智弁学園高前川選手との対決は見られなくなりました。

７月２７日（火）和歌山・決勝
　市和歌山　　０００ ０００ １００｜１
　智弁和歌山　０００ ００１ ２１×｜４
前回の記事で圧勝の市和歌山高と接戦勝ちの智弁和歌山高を取り上げましたが、その両校が和歌山県大会決勝で対決です。
市和歌山高はエースの小園投手が完投しましたが終盤で捕まりました。智弁和歌山高は終盤にエースの中西投手が登板し逃げ切りました。

注目選手の動向です。
　大島正樹外野手の福井・敦賀気比高は甲子園出場が決定しています。
　風間球打投手の秋田・明桜高は甲子園出場が決定しています。
　木村大成投手の南北海道・北海高は甲子園出場が決定しました。
　中西聖輝投手の和歌山・智弁和歌山高は甲子園出場が決定しました。

　藤森粋七丞投手の青森・青森山田高は、決勝戦で弘前学院聖愛高に敗れました。
　沢山優介投手の静岡・掛川西高は、準決勝で東海大静岡翔洋高に敗れました。
　達孝太投手の奈良・天理高は、準決勝で高田商高に敗れました。
　小園健太投手と松川虎生捕手の和歌山・市立和歌山高は、決勝戦で智弁和歌山高に敗れました。

敗退しましたが、印象に残っている選手です。
　石田　隼都　投手　　左投左打　神奈川・東海第相模高
　阪口　楽　　外野手　右投左打　岐阜・岐阜第一高
　達　　孝太　投手　　右投右打　奈良・天理高
　小園　健太　投手　　右投右打　和歌山・市立和歌山高、150km超
　松川　虎生　捕手　　右投右打　和歌山・市立和歌山高
この５選手が甲子園で見られないのは残念です。

既に２９校の甲子園出場が決まりましたが、地方大会はまだ続きます。

以上
#甲子園　#高校野球　#高校野球地方大会　#北海　#中京大中京　#天理　#市和歌山

高校野球地方大会（ネットで）観戦記②

前回の記事↓の続きです。

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引続き印象に残った試合を紹介します。

７月２３日（金）和歌山・準々決勝
　初芝橋本　　０１０ ０００ ００１ ０００ ０｜２
　智弁和歌山　０００ ００１ １００ ０００ １｜３
１点を争う好ゲームとなりました。智弁和歌山高エースの中西投手は３番手の投手として延長戦から登板しました。初芝橋本高は川端投手が一人で投げぬき、終盤には智弁和歌山高４番徳丸選手を２打席連続でダブルプレーに打ち取るなど、好投しました。最後はタイブレークの１３回裏に犠牲フライで智弁和歌山高が勝ちました。

７月２３日（金）岐阜・４回戦
　海津明誠　１０１ ０００ ０００｜２
　岐阜第一　０００ ０１０ ０００｜１
岐阜第一高エースで４番の阪口選手が投手として２失点完投、打者としても５回にタイムリーヒットを打つ活躍でしたが、接戦の末、海津明誠高に敗れました。

７月２４日（土）には、この日準々決勝を戦う予定だった東海大相模高が、登録選手２０人のうち１７人が新型コロナウイルス陽性とのことで、出場を辞退しました。
春の選抜甲子園優勝高で、前回の記事でも取り上げたチームだっただけに、とても残念な事態となりました。

７月２４日（土）奈良・準々決勝
　法隆寺国際　０００ ０００ ０００｜０
　天理　　　　０００ ０１１ ３０×｜５
天理高エースの達投手（背番号は１１番）が３安打完封と圧巻のピッチングを見せました。法隆寺国際高も序盤から粘りを見せていましたが、５回裏に天理高が４番の瀬選手のホームランで先制すると、追加点を重ね５－０で勝利しました。
今年の春の選抜甲子園ベスト４の天理高の強さが見られました。達投手は同じ大型投手の秋田・明桜高・風間投手と比べ、球速は落ちるものの、ストレートの威力は達投手の方が上に感じました。

７月２５日（日）和歌山・準決勝
　高野山　　０００ ００｜　０
　市和歌山　２２０ ２４｜１０
市立和歌山高校がエース小園選手の好投と４番キャッチャー松川選手のホームランで５回コールド勝利です。
市立和歌山高校はこれまで、２回戦１１－１（６回コールド）、３回戦７－０（８回コールド）、準々決勝１１－０（５回コールド）、そして準決勝１０－０（５回コールド）と全てコールドで勝っています。
投手陣もエースの小園投手に加えて、江川投手と２年生の米田投手も好投しており、チームとしての強さを感じさせます。

７月２５日（日）愛知・５回戦
　中部大春日丘　１００ ００２ ０１０｜４
　中京大中京　　０１０ １１２ １０×｜６
春の選抜甲子園ベスト４の中京大中京高が中部大春日丘高との接戦を制しました。同点（１‐１）の３回から中京大中京高はエースの畔栁投手が今大会初登板しました。ヒットも打たれ失点もしましたが最速150ｋｍとボールの威力がありました。畔栁投手が自ら２本のタイムリーヒットを打ち、競り勝ちました。

７月２５日（日）西東京・５回戦
　狛江　　０００２１００００｜３
　八王子　０１０１０００００｜２
今大会登板のない八王子高エースの羽田選手が９回２死１２塁の場面で代打で初出場し、強烈な当たりを打ちましたが、センターライナーで試合終了です（この場面だけ見ました）。
狛江高は７回裏はセカンドライナー併殺、８回裏はセンターからのバックホームで本塁封殺と終盤のピンチを防いで逃げ切り、都立勢唯一のベスト８を決めました。

注目選手の動向です。
　大島正樹外野手の福井・敦賀気比高は甲子園出場が決定しています。
　風間球打投手の秋田・明桜高も甲子園出場が決定しました。

　毛利海大投手の福岡・福岡大大濠高は準々決勝で筑陽学園に敗れました。
　阪口楽選手の岐阜・岐阜第一高は４回戦で海津明誠高に敗れました。
　石田隼都投手と大塚瑠晏内野手の神奈川・東海大相模高は出場辞退となりました。
　羽田慎之介投手の西東京・八王子学園八王子高は５回戦で狛江高に敗れました。

既に１６校の甲子園出場が決まりましたが、地方大会はまだ続きます。

以上
#甲子園　#高校野球　#高校野球地方大会　#天理　#市和歌山　#東海大相模　#中京大中京　#狛江

編成と現場の不一致

ドラゴンズの編成を見ていて思うところですが、２０１６年以降のドラフトでは、多くの高校生選手を指名してきました。
　・2016年ドラフト（５年目）　３位 石垣選手、５位 藤嶋投手
　・2017年ドラフト（４年目）　２位 石川投手、３位 高松選手、４位 清水投手、
　　　　　　　　　　　　　　　５位 伊藤選手、６位 山本投手
　・2018年ドラフト（３年目）　１位 根尾選手、４位 石橋捕手、５位 垣越投手
　・2019年ドラフト（２年目）　１位 石川選手、５位 岡林選手、６位 竹内投手
　・2020年ドラフト（１年目）　１位 高橋投手、３位 土田選手、４位 福島投手、
　　　　　　　　　　　　５位 加藤投手　　育成２位 上田投手、育成３位 松木平投手
これらの選手を育て上げ、戦力としていくことが課題だと思いますが、今のところ戦力といえるのは藤嶋投手と高松選手くらいでしょうか。どちらも主力選手といえる活躍まではできていないと思います。

ドラゴンズの選手全体を見ても今季に飛躍したといえる選手は、小笠原投手と高松選手くらいでしょう。他には、又吉投手と柳投手が復活したといえますが、新しく台頭してきている選手がいません。

一方現場での起用を見ると、今期は特に１軍と２軍の入替がほとんど行われていません。今季、２度１軍に上がったのは、大野投手とマルティネス投手のみです。この他に、１度１軍登録を抹消されてから１軍に戻ってきたのは、開幕時に１軍にいた京田選手、阿部選手、松葉投手のみです。
つまり、一度２軍に落ちてしまうと、なかなか１軍に上がれず、１年に多くても２回しか１軍に上がれるチャンスがないことになります。
一度１軍に上げた選手を長く試したいという考えなのでしょうが、その分多くの選手にとってチャンスが少なくなっています。また、１軍に上がった選手もすぐに起用されることが少ないため、なかなか活躍することができません。

例として溝脇選手の場合を見てみたいと思います。
　・６月６日（日）　１軍登録
　・６月８日（火）　スタメン、３－０
　・６月19日（土）　代打起用、１－０
　・６月23日（水）　スタメン、４－０
　・７月２日（金）　途中出場、１－０
　・７月６日（火）　スタメン、３－０
　・７月８日（木）　登録抹消
１２打数０安打で登録抹消となりました。本人が結果を出せなかったのはその通りなのですが、１軍登録後１試合スタメン出場で結果が出ないと、２試合目のスタメン出場は２週間後、３試合目のスタメン出場はさらに２週間後でした。
こうした起用をするのであれば、一～二週間でスタメンで３試合（１２打席）起用し、早めに入替をする方が本人のためにも他の選手のためにもなるのではないかと思います。
溝脇選手は今年９年目の選手でもう若手ではありません。こういう結果が残ってしまうと、編成としても来季の契約を考えてしまうのではないでしょうか。

このように、今期は主に中堅選手を多く起用し、あまり成績が残せていませんので、このままでは戦力外となってしまう可能性のある選手が多くなってきています。

今季はチャンスが与えられていない選手が多すぎると思います。

最後に、来季の監督問題です。与田監督は優勝しない限り交代すると予想します。なぜなら昨年の初め（与田監督の２年目）に、中日球団のオーナーが白井オーナーから大島オーナーに交代しているからです。監督を決めるのはオーナーなので、新しいオーナーとしては自分で監督を選びたいと思うのではないでしょうか。

最初に高卒選手をいかに主力選手に育てるかが問題と書きましたが、これを実現するために、個人的には現在２軍監督の仁村監督が次期１軍監督になることが望ましいと思います。２軍の選手をよく知っている人が監督になることで、積極的に若い選手を１軍で起用することができるのではないでしょうか。
ただし、こうしたシナリオを考えているのであれば、来季といわず、今借金１０ですが、例えば後半戦借金１５以上となれば、与田監督が休養し仁村２軍監督が代行して１軍の指揮を取ることも考えられるのではないかと思います。
仁村監督の後の２軍監督には、例えば、山本昌監督、岩瀬監督、吉見監督といった方が、将来的な１軍監督を見据えて就任することを期待します。

ドラゴンズが球団として強くなっていくためには、編成を含めたフロントと監督などの現場が、同じ考えのもとで戦っていくことが必要だと思います。

以上
#中日　#ドラゴンズ　#中日ドラゴンズ　#プロ野球

高校野球地方大会（ネットで）観戦記

こちらの記事↓で取り上げた選手を中心にバーチャル高校野球サイトで高校野球地方大会を観戦しています。

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これまで特に印象に残った試合を紹介します。

７月１８日（日）秋田・準々決勝
　明桜　００２ ００１ ０００ １｜４
　秋田　０００ ０１１ ０１０ ０｜３
明桜・風間投手が１５７ｋｍを記録した試合です。プロ注目の風間投手に対して、秋田高校が追いつき延長戦にもつれましたが、延長10回に明桜高校が勝ち越し勝利しました。
風間投手はボールが先行する場面もありましたが、常時１５０ｋｍ前後が出ていましたし、149球目にも１５０ｋｍを出しました。ドラフト１位指名も十分にあり得る投手だと思います。相手の秋田高校石井投手も好投手でナイスピッチングでした。

７月２０日（火）神奈川・４回戦
　東海大相模　０１０ ０００ ００６｜７
　川和　　　　０１０ ０００ ０００｜１
今年の春の選抜甲子園で優勝した東海大相模高校が８回まで１‐１の同点と苦戦した試合です。東海大相模高校の先発は武井投手、二番手は庄司投手で、７回裏からエースの石田投手が登板します。
攻撃のための投手起用ということで、石田投手は短い投球感覚でチームに流れを持ってくるような投球を見せました。９回表はその石田投手が打者として勝ち越しの２点タイムリーを打ち、最後は７－１となりましたが接戦をものにしました。
石田投手は格が違うという感じで、チームに勝ちをもたらせる選手だと思いました。プロ入りしても十分に活躍する可能性はあると思いますが、それよりも今のピッチングを見ていたい投手です。

７月２１日（水）千葉・決勝
　専大松戸　　０１２ ０００ ０３０ ０００ ０｜　６
　木更津総合　０００ １５０ ０００ ０００ ４｜１０
千葉県大会の決勝戦、打撃戦となり両チームとも複数投手での継投となりました。専大松戸高校が８回に３点を取って同点に追いつき、延長戦に入ります。延長１３回からはタイブレークとなり、１３回表の攻撃を０点に抑えた木更津総合高校が１３回裏にノーアウト満塁から満塁ホームランで試合を決めました。
注目している選手はいませんでしたが、決勝戦で延長１３回タイブレーク、サヨナラ満塁ホームランと見どころのある試合でした。

他の注目選手の動向です。
　大島選手の福井・敦賀気比高は甲子園出場を決めました。
　岐阜・県岐阜商高の高木捕手は２試合連続でホームランを打っています。
　南北海道・北海高の左腕木村投手は１５０ｋｍを記録しました。
　東東京・二松学舎大付高の左腕秋山投手は３回戦で完封勝利を上げました。
　田中楓基投手の北北海道・旭川実高は、北北海道大会の初戦で帯広大谷高に敗れました。
　伊藤樹投手と吉野蓮投手の宮城・仙台育英高は、４回戦で仙台商に敗れました。
まだまだ地方大会は続いています。これからもできるだけ多くの試合を見ていきたいと思います。

以上
#甲子園　#高校野球　#高校野球地方大会　#明桜　#東海大相模