zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

ドラフト指名予想(2021年9月時点)

ドラゴンズのドラフト指名を予想したいと思います。


今年1月時点の予想記事はこちら↓

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今年のドラフト上位候補はこちら↓

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1月の時点では、各順位2名ずつの予想でしたが、今回は3~4名ずつの予想にしたいと思います。
ドラゴンズの地元の選手を中心に予想します。

 


【ドラゴンズのドラフト指名予想】
・1位   佐藤 隼輔 投手  左投左打 仙台高ー筑波大
ドラゴンズの今年の補強ポイントは、即戦力野手と言われています。では、ドラフト1位で即戦力野手を指名するかというと、今年は野手の候補が少ないため、上位指名候補は正木選手(慶応大)くらいになると思います。
ドラゴンズが過去にドラフト1位で大学生・社会人の野手を指名したのは、13年前の2008年ドラフト野本圭外野手(日本通運)まで遡ります。野本選手は10年くらいずっと期待の選手でした。
ドラフト1位指名はある程度確実性が求められるため、野手よりは投手の方が計算ができます。今年のドラフトでは大学生・社会人の左腕投手と高校生投手が豊富なため、大学生ナンバーワン左腕の佐藤投手を指名するのが良いのではないかと思います。(予想というよりは希望です。)
ドラゴンズの先発ローテーション投手は、大野・柳・福谷・小笠原投手と、いずれもドラフト1位投手が活躍しています。過去を見ても、左の先発投手では、山本昌投手や今中投手など、大野投手も含めて地元以外出身の投手が活躍しています。
大学生・社会人の左腕投手の指名となれば、11年前の2010年ドラフト大野雄大投手(佛教大)以来となります。是非、野投手のような将来のエースを指名してほしいと思います。
昨年までは3年連続で高校生の1位指名でしたので、今年は大学生を指名したいところです。外れ1位候補にも有望な選手がいますので、競合を恐れずに指名できると思います。

 

・外れ1位 達  孝太 投手  右投右打 天理高
・外れ1位 畔柳 亨丞 投手  右投右打 中京大中京
・外れ1位 正木 智也 外野手 右投右打 慶応義塾高-慶応大
外れ1位は、将来性豊かな高校生投手の指名を予想します。高校生投手は、小園投手(市和歌山高)・風間投手(明桜高)・森木投手(高知高)がビッグ3と言われており、1位で指名される確率がかなり高いと思います。
この2投手はその次の評価となりますが、個人的にはビッグ3の投手よりも好きな選手です。2人ともストレートに威力があり、見ていて魅力的です。達投手はメジャー志向で上昇マインドがあります。畔栁投手は昨年のドラフト1位高橋投手の後輩で、地元ナンバー1の投手です。
今年の高校生はドラフト1位候補が5~6人いると思うので、是非指名したいところです。この3人が指名できなかった場合には、即戦力野手の正木選手の指名があるかもしれません。

 

・2位   前川 右京 外野手 左投左打 智弁学園
・2位   池田 陵真 外野手 右投右打 大阪桐蔭
・2位   田村 俊介 外野手 左投左打 愛工大名電
・2位   阪口 楽  外野手 右投左打 岐阜・岐阜第一高
1位で投手を指名した場合、2位では野手を指名したいところです。しかし、即戦力野手の候補選手よりも、高校生野手の方が有望に見えますので、2位では高校生野手を指名してほしいと思います。
今年の夏の甲子園で注目した、左打者として評価の高い前川選手か、右打者として勝負強い池田選手、二刀流を目指す田村選手のいずれかを指名してほしいと思います。
前川選手は、高校1年生の時から注目されていましたが、今年の夏の甲子園で2本のホームランを打ち、決勝進出までに大きく成長する姿を見せることができました。また、ドラゴンズの地元の三重県出身の選手でもあります。
池田選手は大阪桐蔭高の主将を務め、今年の夏は府大会の準決勝・決勝でチームを救う活躍を見せました。勝負強さが魅力です。根尾選手の3つ下の後輩ですので、池田選手の指名は根尾選手への刺激にもなると思います。
田村選手は、今年の夏の甲子園でホームランを打ち、投手としても活躍しました。本人は二刀流希望ですが、プロのスカウトからは、バッティングが評価されているようです。
坂口選手は、昨年ドラゴンズドラフト5位の加藤翼投手からホームランを打ち注目されました。打力が評価されている選手です。
通常ドラフトでの野手の指名は、ショート・セカンド・サードなど内野を守れる選手が優先されますが、ドラゴンズのショート・セカンド・サードは、京田・阿部(堂上)・高橋選手とレギュラーが定着し、土田(根尾)・高松・石川(石垣)選手とドラフト3位以上で指名した有力な若手も揃っています。
そのため、今年のドラフトでは、外野手が本職の選手でも上位で指名がしやすいと思います。
右の強打者が補強ポイントなのですが、ドラゴンズの今年のホームラン数63本(9月19日時点)の内訳を見ると、右打者がビシエド・木下・福田選手など46本、左打者が高橋・京田・福留選手など16本(両打の加藤選手が1本)となっているので、左の強打者も補強ポイントなのです。
ちなみに2008年以降の13年で、ドラゴンズがドラフト2位で野手を指名したのは、2010年の吉川選手(PL学園高)と2016年の京田選手(日本大)の2人だけです。2人ともショートがメインの選手で、走攻守3拍子揃った選手との評価での指名でした。

 

・3位   ブライト健太外野手 右投右打 葛師野高-上武大
・3位   福元 悠真 外野手 右投右打 智弁学園高-大商大
・3位   鵜飼 航丞 外野手 右投右打 中京大中京高-駒沢大
補強ポイントの即戦力野手は、3位での指名を予想します。大学生野手の評価は難しく、2位指名の選手と指名漏れの選手が紙一重のようなケースが良く見られます。
この3人の選手は、ホームランバッターとしてドラフト候補に上がっていますが、場合によってはドラフト6位くらいで指名できる可能性もあると思います。
ですが、ドラゴンズのチーム事情を踏まえると、さすがに3位では、即戦力野手を指名しておきたいところです。
ブライト選手は、走塁や守備も評価されていますが、大学3年までは、ほとんど実績がありません。福元選手と鵜飼選手も当たれば飛ぶけれど、といった評価のようです。
鵜飼選手は、中京大中京高でドラゴンズの伊藤康祐選手の同級生でした。
昨年のドラフトでは投手を多く指名したので、今年は野手を多く指名したいところです。

 

・4位   山田 龍聖 投手  左投左打 高岡商高JR東日本
・4位   伊藤 稜  投手  左投左打 中京大中京高-中京大
・4位   石田 隼都 投手  左投左打 東海大相模
・4位   秋山 正雲 投手  左投左打 東東京・二松学舎大付
4位では左腕投手の獲得を予想します。ドラフト上位候補として、佐藤(筑波大)・鈴木(創価大)・隅田(西日本工業大)・黒原(関西学院大)・森(三菱重工West)・山下(法政大)・木村(北海高)・松浦(大阪桐蔭高)投手の8人を上げましたが、その次に位置する左腕投手を指名したいところです。
山田投手は高校3年生の時に甲子園で根尾選手のいる大阪桐蔭高を相手に好投し注目を集めました。この2年はあまり投げていませんでしたが、ここに来て好投し評価を高めています。
伊藤投手は鵜飼選手と同じく、中京大中京高でドラゴンズの伊藤康祐選手の同級生でした。今年3月に150kmを計測し、評価が上がってきています。
石田投手は今年春の甲子園優勝投手です。まだ、球速はあまり出ませんが、気持ちの強い投手です。秋山投手は、この夏の甲子園で評価を上げた投手です。

 

・5位   高木 翔人 捕手  右投右打 県岐阜商
・5位   寺嶋 大希 投手  右投右打 愛工大名電
・5位   竹山 日向 投手  右投右打 享栄高
5位はここ5年間の傾向と同様に、地元の高校生を予想します。ドラゴンズはここ5年、藤嶋投手・伊藤選手・垣越投手・岡林選手・加藤投手とドラフト5位では地元の高校生を指名しています。
高木捕手は、今年の高校生捕手では松川選手(市和歌山高)に次いで2番目の評価になると思います。バッティングに定評があり、今年の夏の県大会ではホームランを3本打ちました。小学生の時は、ドラゴンズジュニアに選ばれています。
石橋捕手が来年は高卒4年目となりますので、次の世代の捕手を獲得したいところですし、ドラフト5位では投手・野手交互に指名していますので、今年は野手を指名する順番かもしれません。
もっと上の順位で指名したい選手ですが、最近は高校生捕手の評価(ドラフト順位)が落ちてきているのと、ドラフト4位の石橋捕手の評価と比べた時に、5位で指名できればいいなと期待しています。
寺嶋投手は、今年の夏の県大会で、準々決勝と準決勝で完投し、評価を上げました。竹山投手も151kmを投げます。

 

・6位   中村 健人 外野手 右投右打 中京大中京高-慶応大-トヨタ自動車
・6位   竹内 裕人 外野手 右投右打 大府高
・6位   東出 直也 捕手  右投右打 小松大谷高
・6位   中山 誠吾 内野手 右投左打 青藍泰斗高-白鷗大
6位は、5位までに指名できなかったタイプの野手の指名を予想します。右の強打者・即戦力の中村選手、右の強打者・高校生の竹内選手、高校生捕手の東出選手、左の強打の内野手の中山選手です。
中村選手は中京大中京高出身で、慶応大では郡司選手と同級生でした。一昨年のドラフトでは、某流しのブルペンキャッチャーから、ドラゴンズのドラフト2位候補と予想されていましたが、残念ながら指名漏れとなりました。郡司選手の指名がなかったら、もしかしたら下位で指名していたかもしれません。
竹内選手は、大府高で4番ピッチャーとして活躍し、今年夏の愛知県大会ベスト4の原動力となりました。県大会で3本のホームランを打っています。小学生の時は、ドラゴンズジュニアに選ばれています。
東出選手は、ドラゴンズの米村チーフスカウトから、高木捕手とともに、今年の甲子園で評価する選手として名前を上げられています。肩の強さが魅力の選手です。
中山選手は、青藍泰斗高でドラゴンズの石川翔投手と同級生だった選手です。恵まれた体の強打者で、ショートを守ることもできます。

 

 

3位予想のブライト選手と鵜飼選手、4位予想の石田投手、6位予想の竹内選手の4選手は、まだプロ志望届を出していません(9月17日時点)。その他の高校生・大学生選手は、プロ志望届を提出済です。

 

・育成1位 高須 大雅 投手  右投右打 静岡高
・育成1位 知崎 滉平 投手  左投左打 東邦高
・育成1位 宮下 隼輔 内野手 右投右打 大阪桐蔭
本指名で予想した高木選手と竹内選手はドラゴンズジュニア出身ですが、ここに上げた3選手もドラゴンズジュニア出身の選手です。もしかしたら、育成での指名があるかもしれません。3選手とも9月17日時点では、プロ志望届を提出していません。

 

1位はエース候補の即戦力左腕、2位は高校生の強打者、3位は即戦力の強打者、4位は左腕投手、5位は地元の高校生、6位は野手、と予想してみました。右投手が少ないですが、昨年のドラフトと合わせてみると、バランスが良いのではないかと思います。
来年のドラフトは、根尾選手の同級生の大学生野手に有力な選手が多いので、今年と来年のドラフトで、野手の選手層を増やしたいところです。
10月11日(月)のドラフト会議が楽しみです。

 

以上
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