zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

先発勝野投手の4勝目はドラフト戦略に影響するか?

10/13(火)○阪神2-4中日 ○勝野6回2失点、Sマルティネス


1回表に大山選手の2ランホームランで2点を先制されましたが、1回裏にアルモンテ選手の内野ゴロとビシエド選手のタイムリーツーベースで追いつきました。3回裏にアルモンテ選手のタイムリーツーベースで勝ち越し、5回裏にビシエド選手のタイムリーツーベースで追加点をあげました。京田選手は3得点です。
先発勝野投手が6回2失点の好投、福・祖父江・マルティネス投手が無失点リレーで逃げ切りました。

 

プロ志望届の提出が昨日で締め切られましたので、今日はドラゴンズのスカウト会議が開かれました。スカウトは中京大中京高の高橋宏斗投手を大学生・社会人と比較しても№1投手と押しているのに対し、与田監督は即戦力投手を希望と言っているようです。
高橋投手は即戦力投手として評価できるので1位指名がほぼ確実というような報道もあるようですが、高橋投手が即戦力というのは少し無理があるような気もします。元々2018・2019年のドラフトも、球団・スカウトは根尾選手・石川昂選手という地元高卒野手を1位で押し、与田監督の主張で2・3位を梅津・勝野投手や橋本・岡野投手という即戦力投手を指名することでバランスを取ってきた経緯があるようです。
今年のドラゴンズの先発投手陣は、大野投手8勝、福谷投手6勝の2人しか信頼できる投手がいません。そこで、もし、10勝以上できる投手がドラフトで獲得できるのであれば指名したいという、与田監督の気持ちはよく分かります。しかし、1年目に10勝できるような即戦力投手というのは、近年では広島・森下投手くらいではないでしょうか。大学・社会人投手でも必ずしも1年目から成績を残せていないことを考えると、高校生投手の指名もあり得るかと思います。
即戦力として来年10勝上げられる投手といえば、社会人の栗林投手が一番可能性が高いと思います。早川投手は競合球団が多いため指名しても獲得できる可能性は低いうえに、大学4年間の成績(11勝12敗3完投)をみると、必ずしも即戦力投手としての評価はできないと思います。したがって、今年のドラフト指名は、高橋投手か栗林投手の2択になるのではないでしょうか。中日スポーツでも、1位指名選手の決定はドラフト会議前日の25日のスカウト会議に持ち越しとの記事と1位指名は高橋投手が確実との記事が錯綜していますので、まだ決定はしていないものと思います。
今日の試合で、2018年ドラフト3位で指名した勝野投手が今季4勝目を上げましたので、来季のローテーション投手として計算できるようになれば、即戦力の先発投手の指名にこだわる必要がなくなるのではないでしょうか。また、勝野投手が活躍することによって、ドラフト2位の梅津投手にもそれ以上に活躍してくれるだろうという期待が持てるようになると思います。
2019年ドラフトは、大卒社会人3年目の岡野投手を指名している時点で、即戦力投手が不作のドラフト年だったと思いますが、2020年は人気のある即戦力投手(特に左腕)や高卒野手が豊作の年だと思います。ドラフト上位で即戦力投手の指名にこだわるのではなく、野手も含めて総合的に良い選手を指名してほしいと思います。できればドラフト1位は高橋宏斗投手を指名してもらいたいと思います。2位は元山飛優選手や元謙太選手などの野手の指名をと思っていますが、もし森博人投手などの即戦力投手が残っていれば指名してほしいと思います。

 

今日の勝利で貯金1となり2位阪神とは2.5ゲーム差の3位となりました。明日は大野投手と青柳投手の先発です。2位に上がることによりドラフトの指名順位も変わることになると思いますが、ドラフトのことは考えず、1試合でも多く勝てるようにがんばってもらいたいと思います。 
以上
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