ドラゴンズのジャリエル・ロドリゲス投手が、キューバから亡命したのではないかと言われています。
これは、ロドリゲス投手とドラゴンズの問題ではなく、キューバ政府とロドリゲス投手との間の問題だと思います。
つまり、ロドリゲス投手がドラゴンズを裏切ったとか、そういう話ではないと思います。
ドラゴンズとしては、キューバ選手を獲得する時点で亡命のリスクは認識していますし、キューバ政府からもアルバレス投手、レビーラ選手、ガルシア選手など、育成契約で多くの選手を獲得することによって、リスクも抑えられていると思います。
ロドリゲス投手については、今後、本人がメジャーでプレイしたいのであれば、代理人がキューバ政府と交渉しキューバ政府への賠償金支払い等で折り合いがつけば、ドラゴンズとしても保有権を手放す（＝自由契約にする）ことになるのではないかと思います。
キューバ政府は、今回のＷＢＣに亡命選手の参加も認めていますし、ロドリゲス投手への違約金を請求との報道を見ても、全く交渉しないという姿勢ではないように思います。
ドラゴンズとしても、キューバ政府が納得するのであれば、キューバから代わりの選手を獲得することもできるかもしれませんし、過去に亡命したビシエド選手も所属していますので、ロドリゲス投手にメジャー球団との契約を一切認めないということはないと思います。
勝ちパターンのピッチャーは、勝野・清水・マルティネス投手と揃っていますし、他の投手にもチャンスが生まれるかもしれません。外国人野手を３人起用することもできるようになります。
また、ＷＢＣのキューバ代表で活躍した育成契約のアルバレス投手にも注目したいと思います。
