zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

契約更改

野投手と京田選手が契約更改し、日本人選手70人(支配下契約61人、育成9人)の契約更改が完了しました。

年俸(推定) 2020年 2021年 増減 備考
1 大野雄大 13,000 30,000 17,000  
2 大島洋平 25,000 25,000 0 3年契約2年目
3 平田良介 18,000 18,000 0 5年契約5年目
4 高橋周平 6,000 8,000 2,000  
5 大野奨太 7,450 7,450 0 4年契約4年目
6 祖父江大輔 3,400 7,000 3,600  
7 京田陽太 6,400 6,700 300  
8 福田永将 6,500 5,500 ▲ 1,000  
9 谷元圭介 6,000 5,400 ▲ 600  
10 福敬登 2,500 4,600 2,100  
11 阿部寿樹 3,000 4,500 1,500  
12 又吉克樹 4,950 4,200 ▲ 750  
13 藤井淳志 4,200 4,200 0 2年契約2年目
14 柳裕也 4,500 4,100 ▲ 400  
15 岡田俊哉 4,200 3,150 ▲ 1,050  
16 堂上直倫 3,000 3,000 0 3年契約3年目
17 福留孝介 3,000 加入
18 福谷浩司 1,800 2,900 1,100  
19 山井大介 4,650 2,790 ▲ 1,860  
20 松葉貴大 2,500 2,500 0  
21 木下拓哉 1,200 2,400 1,200  
22 藤嶋健人 2,000 1,840 ▲ 160  
23 勝野昌慶 1,100 1,650 550  
24 鈴木博志 2,200 1,650 ▲ 550  
25 武田健吾 1,650 1,600 ▲ 50  
26 高橋宏斗 1,600 新人
27 梅津晃大 1,500 1,500 0  
28 加藤匠馬 1,800 1,500 ▲ 300  
29 田島慎二 4,250 1,500 ▲ 2,750  
30 小笠原慎之介 1,900 1,450 ▲ 450  
31 佐藤優 1700 1430 ▲ 270  
32 石川昂弥 1,500 1,275 ▲ 225  
33 遠藤一星 1,400 1,260 ▲ 140  
34 笠原祥太郎 1,650 1,250 ▲ 400  
35 井領雅貴 1,100 1,200 100  
36 三ツ間卓也 1,600 1,200 ▲ 400  
37 森博人 1,200 新人
38 岡野祐一郎 1,200 1,100 ▲ 100  
39 根尾昂 1,300 1,100 ▲ 200  
40 郡司裕也 900 1,080 180  
41 山本拓実 1,100 1,056 ▲ 44  
42 橋本侑樹 1,200 1,050 ▲ 150  
43 木下雄介 770 970 200  
44 溝脇隼人 650 900 250  
45 三好大倫 840 新人
46 石垣雅海 660 800 140  
47 清水達也 800 800 0  
48 三ツ俣大樹 800 700 ▲ 100  
49 桂依央利 760 690 ▲ 70  
50 渡辺勝 700 680 ▲ 20  
51 石橋康太 720 655 ▲ 65  
52 伊藤康祐 700 640 ▲ 60  
53 石川翔 700 637 ▲ 63  
54 滝野要 650 624 ▲ 26  
55 土田龍空 600 新人
56 山下斐紹   600   加入・育成契約
57 林勇 550 580 30  
58 高松渡 600 552 ▲ 48  
59 浜田達郎 600 550 ▲ 50  
60 垣越建伸 550 550 0 育成契約
61 竹内龍臣 550 550 0 育成契約
62 福島章 550 新人
63 加藤翼 550 新人
64 石岡諒太 600 540 ▲ 60 育成契約
65 丸山泰資 600 540 ▲ 60 育成契約
66 マルク 420 420 0  
67 松田亘哲 300 300 0 育成契約
68 近藤廉 300 新人・育成契約
69 上田洸太朗 300 新人・育成契約
70 松木平優太 300 新人・育成契約
※金額は推定        

金額は推定のため、本当のところは分かりませんが、報道ベースによると、年俸1~3位は大野・大島・平田選手、この3人が1億円超えとなります。4~10位は高橋・大野・祖父江・京田・福田・谷元・福選手です。
FAした場合のランクは、Aランクが1~3位、Bランクが4~10位、11位以下がCランクとなります。又吉投手は来年FA権取得の可能性がありますが、10位までに入っていなければ人的補償のないCランクとなります。

FAのプロテクトリストに入るのが28人、1軍登録人数は(外国人を含みますが)29人(今年は特例で31人)、支配下日本人選手61人の真ん中は31番目、1軍最低年俸が1,500万円、となりますので、28位の加藤選手がボーダーラインとなると思います。このラインより下の選手は来季こそ活躍して年俸を上げたいところです。

 

年俸(推定) 2020年 2021年 増減率
1 大野雄大 13,000 30,000 130.8%
2 祖父江大輔 3,400 7,000 105.9%
3 木下拓哉 1,200 2,400 100.0%
4 福敬登 2,500 4,600 84.0%
5 福谷浩司 1,800 2,900 61.1%
6 阿部寿樹 3,000 4,500 50.0%
7 勝野昌慶 1,100 1,650 50.0%
8 溝脇隼人 650 900 38.5%
9 高橋周平 6,000 8,000 33.3%
10 木下雄介 770 970 26.0%
11 石垣雅海 660 800 21.2%
12 郡司裕也 900 1,080 20.0%
13 井領雅貴 1,100 1,200 9.1%
14 林勇 550 580 5.5%
15 京田陽太 6,400 6,700 4.7%
16 大島洋平 25,000 25,000 0.0%
17 平田良介 18,000 18,000 0.0%
18 大野奨太 7,450 7,450 0.0%
19 藤井淳志 4,200 4,200 0.0%
20 堂上直倫 3,000 3,000 0.0%
21 松葉貴大 2,500 2,500 0.0%
22 梅津晃大 1,500 1,500 0.0%
23 清水達也 800 800 0.0%
24 垣越建伸 550 550 0.0%
25 竹内龍臣 550 550 0.0%
26 マルク 420 420 0.0%
27 松田亘哲 300 300 0.0%
28 渡辺勝 700 680 -2.9%
29 武田健吾 1,650 1,600 -3.0%
30 山本拓実 1,100 1,056 -4.0%
31 滝野要 650 624 -4.0%
32 藤嶋健人 2,000 1,840 -8.0%
33 高松渡 600 552 -8.0%
34 岡野祐一郎 1,200 1,100 -8.3%
35 浜田達郎 600 550 -8.3%
36 伊藤康祐 700 640 -8.6%
37 柳裕也 4,500 4,100 -8.9%
38 石川翔 700 637 -9.0%
39 石橋康太 720 655 -9.0%
40 桂依央利 760 690 -9.2%
41 谷元圭介 6,000 5,400 -10.0%
42 遠藤一星 1,400 1,260 -10.0%
43 石岡諒太 600 540 -10.0%
44 丸山泰資 600 540 -10.0%
45 橋本侑樹 1,200 1,050 -12.5%
46 三ツ俣大樹 800 700 -12.5%
47 石川昂弥 1,500 1,275 -15.0%
48 又吉克樹 4,950 4,200 -15.2%
49 福田永将 6,500 5,500 -15.4%
50 根尾昂 1,300 1,100 -15.4%
51 佐藤優 1700 1430 -15.9%
52 加藤匠馬 1,800 1,500 -16.7%
53 小笠原慎之介 1,900 1,450 -23.7%
54 笠原祥太郎 1,650 1,250 -24.2%
55 岡田俊哉 4,200 3,150 -25.0%
56 鈴木博志 2,200 1,650 -25.0%
57 三ツ間卓也 1,600 1,200 -25.0%
58 山井大介 4,650 2,790 -40.0%
59 田島慎二 4,250 1,500 -64.7%
※金額は推定      

増減率を見ると、100%以上増加したのが、大野・祖父江・木下の3選手、福・福谷・阿部・勝野選手までは50%以上増加しました。
昨年より年俸が上がったのが15人、変わらずが(複数年契約の選手も含めて)12人、下がったのが32人でした。半数以上の選手の年俸が下がっていますので、プロは厳しい世界だと思います。
高橋投手が1,600万円など、ドラフト上位の新人選手は年俸が高いので、翌年以降は下がる場合も多くなると思います。

年俸上位の選手は、やはり長い期間活躍を続けている選手になりますので、レギュラーを取ることが大事になります。
契約更改をバネに、来季に向けて頑張っていきたいところです。

以上
#中日 #ドラゴンズ #中日ドラゴンズ #プロ野球 #年俸 #契約更改

2021年オープン戦試合日程公表

来年のオープン戦日程が公表されました。
感想は以下の通りです。
 ◆スタートがゆっくり
 ◆沖縄滞在が長い
 ◆ソフトバンク戦あり

 

中日ドラゴンズのオープン戦日程】
2月23日(火・祝)広島戦(北谷)
2月27日(土)  阪神戦(北谷)
2月28日(日)  楽天戦(北谷)
3月 2日(火)  ソフトバンク戦(PayPay)
3月 3日(水)  ソフトバンク戦(PayPay)
3月 6日(土)  楽天戦(ナゴヤD)
3月 7日(日)  楽天戦(ナゴヤD)
3月 9日(火)  西武戦(未定)
3月10日(水)  西武戦(未定)
3月12日(金)  ロッテ戦(ZOZOマリン
3月13日(土)  ロッテ戦(ZOZOマリン
3月14日(日)  ヤクルト戦(神宮)
3月16日(火)  巨人戦(ナゴヤD)
3月17日(水)  巨人戦(ナゴヤD)
3月19日(金)  日本ハム戦(ナゴヤD)
3月20日(土)  日本ハム戦(ナゴヤD)
3月21日(日)  日本ハム戦(ナゴヤD)
※3月26日(金) 公式戦開幕・広島戦

 

ドラゴンズのオープン戦は、17試合が予定されています。
球場名がナゴヤDになっているのは、バンテリンとの命名権契約が来年1月からのためでしょうか。

例年であれば、2月20日(土)からオープン戦開始となりそうなカレンダーですが、2月23日(火・祝)にオープン戦開幕となります。
尚、2020年はオリンピックのため開幕が3月20日(金)と早かったので、2月16日(日)に、オープン戦が開幕していました。
来年もオリンピックはありますが、開幕日は3月26日(金)で、2月23日(火)から約1か月がオープン戦期間となっています。

例年は2月末にはキャンプを終了し、沖縄からナゴヤに引き上げ、2~3日の休日がありましたが、来年は2月28日(日)までキャンプ地の北谷で試合があり、しかも3月2日(火)には、福岡でオープン戦があります。名古屋に帰るのは、3月4日(木)頃になりそうです。

来年はソフトバンクとのオープン戦が2試合予定されています。ここ数年はソフトバンクとのオープン戦は組まれていなったと思いますし、日本一のチームとの対戦がないことが不満でした。今年はソフトバンクとのオープン戦がありますので、チームの実力を確認する良い機会になると思います。

キャンプ・オープン戦を見に行けるかは分かりませんが、楽しみです。

以上
#中日 #ドラゴンズ #中日ドラゴンズ #プロ野球

2021年シーズンへの期待

ドラゴンズの現状の戦力を分析し、来季に期待する選手を考えてみたいと思います。

○先発投手
 2020年の成績です。(右数字は防御率
 ・大野雄大  11勝6敗、1.82
 ・福谷浩司  8勝2敗、2.64
 ・柳 裕也  6勝7敗、3.60
 ・勝野昌慶  4勝5敗、3.88
 ・松葉貴大  3勝7敗、4.05
 ・ロドリゲス 3勝4敗、4.12
 ・梅津晃大  2勝3敗、3.74
 ・岡野祐一郎 2勝2敗、6.17
 ・山本拓実  1勝3敗、5.59
 ・清水達也  1勝1敗、3.38
 ・小笠原慎之介1勝3敗、7.11
 2021年は、10勝以上の投手が3人、5勝以上10勝未満の投手が4人は出てきてほしいところです。
 10勝以上の投手としては、大野投手の他に、福谷投手と柳投手の活躍が期待できますし、十分に可能性はあると思います。この3人に続くのは、3年目となる勝野投手と梅津投手で、来季の飛躍が期待されます。ロドリゲス投手も、以前のマルティネス投手のように、一冬で大きく成長する可能性もあると思います。
 5勝以上10勝未満の投手としては、まずは6年目となる小笠原投手に期待したいと思います。小笠原投手は、同期の広島・森下投手に先を越されてしまいましたし、来季の年俸は1,450万円と、今期活躍した東海大相模高校の同級生だったオリックス・吉田凌投手(来季1,600万円)にも抜かれてしまいましたので、巻き返しを期待したいところです。
 次に清水投手と山本投手の高卒4年目投手の飛躍に期待したいと思います。来季は同級生の大学生がドラフトイヤーとなりますし、清水投手の花咲徳栄高校同級生の綱脇投手(東北福祉大)もドラフト候補に上がっていますので、プロでの実績で差をつけておきたいところです。
 2年目の橋本投手と6年目の佐藤投手の2人のドラフト2位選手も、フェニックスリーグで先発としてある程度投げられていますので、期待の選手です。左腕の松葉投手と笠原投手の活躍も期待されます。新人の高橋投手も、5勝できる可能性はあります。
 大野・福谷・柳投手はローテーションほぼ確定、コンディションが良ければ梅津・勝野・ロドリゲス投手が続く形でしょうか。小笠原・清水・山本投手がローテーション争いを激しくすることが期待されます。

 

○リリーフ投手
 2020年の成績です。(右数字は防御率
 ・祖父江大輔 30HP、2勝0敗3S、1.79
 ・福敬登   30HP、5勝5敗2S、3.55
 ・マルティネス 9HP、2勝0敗21S、1.13
 ・谷元圭介  14HP、1勝3敗0S、3.60
 ・岡田俊哉   5HP、2勝2敗3S、4.88
 ・又吉克樹  11HP、4勝0敗0S、2.77
 ・藤嶋健人   4HP、1勝0敗1S、3.91
 ・木下雄介   0HP、0勝0敗1S、4.08
 
 谷元-祖父江-福-マルティネス 投手の盤石の勝ちパターンのリレーが定着できました。与田監督は勝ちパターンの系統がもう一通り欲しいと話しています。そこで考えられるのは、
 又吉-石川翔-ロサリオ-藤嶋 投手のリレーを期待したいと思います。又吉投手は実績も十分で便利屋として好投していますので、谷元投手のようにピンチで火消しができる投手になってほしいです。石川翔投手はフェニックスリーグでもリリーフとして結果を残していますので、4年目の来季に勝ちパターンの投手として定着することが期待されます。新外国人左腕のロサリオ投手や5年目の藤嶋投手にも、大福丸を脅かすような存在になってほしいです。復活組として期待されるのは、
 濱田-田島-岡田-鈴木博 投手のリレーです。昨年育成契約から復帰した濱田投手、トミージョン手術から復活の田島投手、今期評価を落としてしまった岡田投手、今期登板が大きく減ってしまった4年目の鈴木博志投手、の復活が期待されます。飛躍が期待される投手としては、
 マルク-丸山-森-木下 投手のリレーをあげます。昨年途中に支配下契約となったマルク投手、まだ育成契約の丸山投手、新人の森投手、そして5年目の木下投手です。もしかしたら、新人の加藤翼投手にもチャンスがあるかもしれません。

 

○レギュラー野手
 2020年の成績です。
 ・大島洋平  .316、1本、30打点
 ・高橋周平  .305、7本、46打点
 ・ビシエド  .267、17本、82打点
 ・阿部寿樹  .257、13本、61打点
 ・木下拓哉  .267、6本、32打点
 ・京田陽太  .247、5本、29打点
 ・福田永将  .246、5本、24打点
 ・平田良介  .235、3本、17打点
 センター(大島)・サード(高橋)・ファースト(ビシエドは確定、セカンド(阿部)・ショート(京田)・キャッチャー(木下)もほぼ確定だと思います。
 レフト・ライトのポジションを、平田・ガーバー・福田選手を中心に争っていくことになると思います。

 

○控え野手
 2020年の成績です。
 ・マルティネス.295、2本、13打点、39試合
 ・井領雅貴  .200、0本、12打点、79試合
 ・遠藤一星  .219、0本、4打点、65試合
 ・郡司裕也  .156、0本、4打点、30試合
 ・溝脇隼人  .213、0本、3打点、39試合
 ・武田健吾  .182、0本、2打点、84試合
 ・堂上直倫  .200、0本、4打点、43試合
 ・石川昂弥  .222、0本、1打点、14試合
 ・加藤匠馬  .135、0本、1打点、29試合
 ・石垣雅海  .121、1本、1打点、25試合
 ・渡辺 勝  .200、0本、0打点、19試合
 ・根尾 昂  .087、0本、0打点、 9試合
 ・滝野 要  .286、0本、0打点、10試合
 ・岡林勇希  .286、0本、0打点、 6試合
 ・桂依央利  .222、0本、2打点、 2試合
 ・三ツ俣大樹 .167、0本、0打点、 8試合
 バッティングでは、13打点のマルティネス捕手と12打点の井領選手に、遠藤・郡司・堂上選手が続きます。ファームで成績を残した石垣・渡辺・三ツ俣選手にも期待です。
 守備では、堂上・遠藤・武田・溝脇・三ツ俣選手が安定していると見られます。ベンチ入りが確定なのは、堂上選手くらいでしょうか。
 捕手のベンチ入りは、マルティネス捕手と郡司捕手が有力でしょうか。加藤捕手の巻き返しと、3年目の石橋捕手の飛躍も期待されます。
 来季は若手選手を我慢して起用するシーズンになると思います。まずは根尾選手、そして、石川昂・岡林選手の活躍に期待です。
 
 キャンプ・オープン戦を乗り切り開幕1軍に残ることが期待される選手としては、根尾・石垣・渡辺選手があげられます。走力が魅力の高松選手や新人の三好選手にも注目です。
 外野手争いとしては、この他に、石岡・伊藤・滝野選手などもいます。福留選手の獲得も実現するかもしれません。


 ドラフト指名も高卒選手が中心でしたし、新外国人選手2名以外は戦力の上積みもありませんので、現有戦力の中からいかに活躍する選手が出てくるかが来シーズンのカギになると思います。
 根尾選手や石垣選手は結果が出るまで我慢して起用していく必要がある選手だと思います。一方で、石川昂選手や岡林選手などは、いきなり1軍で活躍できてしまうセンスがあると思います。
 投手も野手も、これまで2軍を主戦場としてきた選手には、限られたチャンスをものにしてレギュラーを掴めるような飛躍の年にすることが期待されます。そのためには、自主トレ・キャンプの過ごし方が大事になってくると思います。 

 

 以上 
 #中日 #ドラゴンズ #中日ドラゴンズ #プロ野球

 

プロテクトリスト予想

昨日の記事の続きになりますが、もしヤクルト小川投手をFAで獲得した場合、小川投手はBランクの選手になると思いますので、人的補償が発生します。
そこで、現在のドラゴンズの支配下選手64人から外国人選手4人と新人6人を除いた54人の選手を元に、プロテクトリストを予想してみたいと思います。


【プロテクトリスト入り確定】(16人)
投手:大野雄大祖父江大輔、福敬登、福谷浩司、柳裕也、勝野昌慶、梅津晃大
野手:大島洋平平田良介、高橋周平、京田陽太、阿部寿樹、木下拓哉、石川昂弥、根尾昂、岡林勇

【プロテクトリスト入りボーダーライン】(12人)
投手:谷元圭介又吉克樹、藤嶋健人、小笠原慎之介、山本拓実、橋本侑樹、清水達也、石川翔
野手:堂上直倫、郡司裕也、石垣雅海、石橋康太

 

確定の16人は、今期活躍した11人(投手5人と野手6人)と将来の中心選手と期待する5人(投手2人と野手3人)で、迷いなく決まりました。
谷元・又吉投手は年齢を考慮しましたが、今期十分戦力になっており来季以降も活躍できると判断しました。元ドラフト1位の小笠原投手、フェニックスリーグで好投した橋本投手も含めました。将来性も見込んで藤嶋・山本・清水投手もリスト入りです。石川翔投手は迷いましたが、フェニックスリーグで好投していましたので、最後にリスト入りしました。
野手は、内野のユーティリティで元ドラフト1位の堂上選手、新人の郡司捕手、ファームで好成績の石垣選手、を入れました。石橋捕手は肩の故障がパフォーマンスに影響する懸念があるため少し迷いましたが最終的にはリストに含めました。

 

 


【プロテクトリスト外ボーダーライン】(9人)
投手:鈴木博志、木下雄介
野手:福田永将、加藤匠馬、遠藤一星、井領雅貴、溝脇隼人、伊藤康祐、高松渡

迷った末に外した選手です。鈴木投手は元ドラフト1位で個人的には地元の選手なのでプロテクトしたいのですが、この3年間の成績がどんどん下がっていますので、客観的に見てプロテクトできないと判断しました。しかし、サイドスローにフォームを変えましたので、来季は活躍を期待しています。木下投手もストレートが魅力のリリーフですが、元育成指名ということもあり、外しました。
最後に外れたのは福田選手です。怪我が多く今季は十分な活躍ができませんでしたし、シーズン通してプレーしたことがほとんどありません。また、調子の波が激しい印象があります。なんとなくですが、首脳陣は来季の福田選手の起用法を外野手ではなく、代打兼一塁手で考えているような気がします。常識的に考えると福田選手は外さないと思うのですが、来季は外野手として根尾・石垣・渡辺選手をある程度我慢して使いたいところですし、新外国人のガーバー選手もいます。そう考えると、福田選手の使い道は代打しかないような気がします。スワローズも内川選手を獲得するのであれば、役割は重なるのではないかと思います。
加藤捕手は肩が魅力ですが、木下・マルティネス・郡司・石橋捕手がいますので外しました。遠藤・井領・溝脇選手は1軍で十分活躍できる選手ですが、代わりとなる選手がいないわけではないと思いますので外しました。伊藤選手と高松選手は高卒3年目のシーズンを終えたところで、少し厳しいようですが、他の選手との兼ね合いで外しました。同級生の山本・清水・石川投手をプロテクトしたのは、その下の代に支配下契約の高卒投手がいない(垣越投手と竹内投手は育成契約に)ためで、伊藤・高松選手を外したのは、その下の代に、根尾・石橋・石川昂・岡林選手がいるためです。

 

【プロテクト対象外確定】(17人)
投手:岡田俊哉山井大介松葉貴大田島慎二佐藤優、笠原祥太郎、三ツ間卓也、岡野祐一郎、浜田達郎、マルク
野手:大野奨太藤井淳志、武田健吾、三ツ俣大樹、桂依央利、渡辺勝、滝野要

岡田投手は、今シーズン抑えの役割を外された後、しばらく敗戦処理としてチャンスが与えられましたが結果を出せず、その後のウエスタンリーグでは8試合0勝3敗防御率10.32という成績でした。こうなってしまうと来季もなかなかチャンスを与えにくい状況だと思います。意外と環境を変えた方が復活できるかもしれませので、トレードも考えられる位置付けではないかと思います。
山井投手と藤井選手は年齢、松葉投手と大野捕手と武田・三ツ俣選手は途中入団であることも考慮し、外しています。
佐藤投手はフェニックスリーグでは先発として好投しましたが、今年は成績の波が激しかったです。田島投手は手術明けですし、笠原投手は今年1軍で投げられていません。岡野投手は新人ですが、終盤打たれたことや年齢がネックになります。三ツ間投手とマルク投手は元育成指名ですし、浜田投手も長い期間育成契約でした。
桂捕手はこれまであまり1軍出場がなかったためです。渡辺選手は、今期2軍では活躍し来季に期待している選手ですが、元育成指名ということもあり、プロテクトはしません。滝野選手も今年2年目でしたが、他の選手との比較で入りません。

補足すると、元育成指名の選手をプロテクトから外すのは、他球団がドラフトで指名する機会があったのに指名しなかった選手だからです。

 

ヤクルトスワローズの立場からこのリストを見た場合、獲得したいと思うのは、福田選手、加藤捕手、岡田投手、鈴木投手辺りでしょうか。先発投手が欲しければ、松葉投手や笠原投手の獲得もあるかもしれません。
いずれにしても、ドラゴンズからすれば、小川投手を獲得できるのであればやむを得ないかなという気がします。

 

ちなみに参考までに昨年(2019年)のプロテクト予想リストはこちらです。

zamysan.hatenablog.com

以上
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ヤクルトスワローズからFAの小川泰弘投手の獲得はあるか?

ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が国内FAを宣言しました。宣言残留もあり得るものの他球団の話を聞いてみたいとのことです。
ドラゴンズによる小川投手の獲得はあるでしょうか?
小川投手は愛知県出身で、成章高校の時には愛知県選抜で福谷投手とチームメートになったようです。

 

小川投手のこれまでの成績と年俸です。
年度  勝利 敗北 完投 完封勝 勝率   投球回 三振 防御率  年俸
2013  16    4    4   3  .800    178  135  2.93  1,200
2014    9    6    0   0  .600    108.1  108  3.66  5,600
2015  11    8    1   1  .579    168  128  3.11  6,500
2016    8    9    4   1  .471    158  114  4.50   10,000
2017    8    7    2   1  .533    124  109  2.83  8,800
2018    8    5    0   0  .615    108    94  2.75  9,000
2019    5  12    2   1  .294    159.2  132  4.57  9,200
2020  10    8    1   1  .556    119    83  4.61  9,000
通 算  75  59  14   8  .560  1123  903  3.63

 

ヤクルトスワローズからは、4年総額7.5億円の契約を提示されているとの報道ですが、思っていたよりも安い印象です。ここ4年間はほとんど年俸が変わっていません。
通算75勝、8年連続100投球回以上、8勝以上が7回、通算8完封という投手は貴重だと思います。しかも必ずしも強い球団ではないなかで、この成績は立派だと思います。

 

ドラゴンズは、選手の年俸を厳しく査定しているように新型コロナウイルスの影響で節約している状況です。しかし、一方で、選手から球団としてのビジョンを問われて、これには、優勝を目指すのか?そのために必要な投資をするのか?、といったことも含まれているのではないかと思います。

 

ドラゴンズでは、大野投手が今年国内FA権を獲得し年俸3億円超での複数年契約を締結しました。沢村賞や2年連続最優秀防御率を考えるとこの金額でも安いと思いますが、大野投手の通算成績は69勝67敗なので、小川投手(75勝59敗)の方が通算成績は良いのです。


ドラゴンズの査定基準でも、これだけ安定した成績を続けられる投手であれば、年俸2億円程度は出せるのではないかと思います。小川投手のこの2年間の防御率が悪い点は懸念されますが、ヤクルトは2年連続最下位でしたし、ナゴヤドームであれば防御率も改善すると思われます。

 

小川投手が、①地元愛知県出身の選手であること、②先発で安定している投手であること、③獲得した場合は優勝に近づくことができること、④3年総額6億円程度は提示できると考えられること、からドラゴンズは獲得のオファーを出すのではないかと思います。
コロナのためお金を使えないという判断もあるのかもしれませんが、球団として優勝を目指す姿勢は見せてほしいと思います。


しかし、巨人など他の球団であれば、年俸3億円程度は提示できると思いますので、金額面での獲得競争になれば、ドラゴンズは勝てないと思います。小川投手が地元愛知県の球団で野球をしたいとの考えがあれば、もしかしたらドラゴンズでプレーしてくれるかもしれません。ただし、小川投手がドラゴンズファンだったとの情報はなく、巨人ファンだったとの噂があるのみです。

以上
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フェニックスリーグ終了

ドラゴンズは6勝10敗で終了しました。
終戦までエラーなど課題がたくさん出た試合でしたが、選手達には各自の課題にしっかり向き合い、来季に向けて取り組んでほしいです。

11/ 8(日)●中日0-3日ハム  小笠原6回1失点、垣越復活好投
11/ 9(月)●西武2-0中日  笠原6回2失点
11/10(火)●中日0-7ヤクルト  岡野6回7失点
11/12(木)○楽天1-2中日  橋本5回0失点、岡林タイムリ
11/13(金)○中日10-1DeNA  佐藤5回1失点、根尾・伊藤HR
11/14(土)○ロッテ 3-6中日  小笠原9回3失点、石垣・武田・岡林タイムリ
11/15(日)●巨人5-2中日  笠原6回5失点
11/17(火)中止(対西武)
11/18(水)中止(対ロッテ)
11/19(木)●楽天9-6中日  清水5回3失点、岡林HR
11/21(土)●日ハム3-0中日  勝野6回2失点、根尾・石垣・武田2安打
11/22(日)○中日3-2DeNA  佐藤5回1失点
11/23(月)●中日2-3巨人  山本5回2失点 石垣・加藤タイムリ
11/24(火)●ヤクルト8-0中日  橋本4回1失点
11/26(木)○中日4-3巨人  清水5回1失点、石垣犠飛、石岡タイムリ
11/27(金)●日ハム5-3中日  勝野6回4失点、溝脇・郡司タイムリ
11/28(土)●中日2-7ロッテ   佐藤・橋本計7失点、滝野犠飛、岡林タイムリ
11/29(日)○中日3-2ヤクルト  山本6回2失点

打撃では郡司・石岡・岡林選手が3割弱の成績でした。根尾選手はずっとショートで出場していました。根尾・石垣・郡司・渡辺選手などが、来年の1軍(北谷)キャンプ候補でしょうか。
投手では小笠原・山本・清水投手が先発として結果を残しました。この3投手には、勝野・梅津投手や新外国人投手と来年の1軍(北谷)キャンプでの(大野・福谷・柳投手に次ぐ)先発4~6番手争いを期待します。佐藤・橋本・笠原・岡野投手にも自主トレ期間中に何かを掴んでほしいです。

12月と1月はオフの期間となります。来年初めからは自主トレ開始など来季に向けた戦いが始まります。

以上
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垣越投手と竹内投手に育成契約を打診

ドラゴンズは、垣越建伸投手と竹内龍臣投手に、来季の育成契約を打診したとのことです。
竹内投手は全く投げられていませんでしたが、垣越投手はフェニックスリーグで1年ぶりに登板し、その後再度リハビリ組に合流していたとのことです。

 

この5年間、高卒選手の指名を増やしてきましたが、どの選手もまだ主力と呼ばれる存在にはなっていないため、枠が足りなくなってきたということだと思います。

 ・2016年ドラフト(来季5年目) 3位 石垣選手、5位 藤嶋投手
 ・2017年ドラフト(来季4年目) 2位 石川投手、3位 高松選手、4位 清水投手、
                 5位 伊藤選手、6位 山本投手
 ・2018年ドラフト(来季3年目) 1位 根尾選手、4位 石橋捕手、5位 垣越投手
 ・2019年ドラフト(来季2年目) 1位 石川選手、5位 岡林選手、6位 竹内投手
 ・2020年ドラフト(来季1年目) 1位 高橋投手、3位 土田選手、4位 福島投手、
         5位 加藤投手  育成2位 上田投手、育成3位 松木平投手

さすがに17人の選手を支配下契約で育てることはできず、故障している2選手が育成契約となったようです。
今年は仁村2軍監督の初年度ということもあり、若手は2軍で鍛える方針があったように見えましたが、来季はこの17人のうち、石垣選手、藤嶋投手、清水投手、山本投手、根尾選手辺りが、1軍の主力選手として活躍することが期待されます。また、6年目の小笠原投手には、高卒選手を引っ張っていく役割を期待したいです。

 

これで、現在のところ、来季の支配下契約選手は64名(うち外国人4名)、育成契約選手は8名となっています。外国人選手を投手1名・野手1名、他球団から自由契約となった選手(福留選手など)を1名の計3選手を獲得し、来季を支配下選手67名で迎える見込みではないかと思われます。育成契約の石岡選手と丸山投手の支配下復帰も期待されます。

以上
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