zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

プロテクトリスト予想

昨日の記事の続きになりますが、もしヤクルト小川投手をFAで獲得した場合、小川投手はBランクの選手になると思いますので、人的補償が発生します。
そこで、現在のドラゴンズの支配下選手64人から外国人選手4人と新人6人を除いた54人の選手を元に、プロテクトリストを予想してみたいと思います。


【プロテクトリスト入り確定】(16人)
投手:大野雄大祖父江大輔、福敬登、福谷浩司、柳裕也、勝野昌慶、梅津晃大
野手:大島洋平平田良介、高橋周平、京田陽太、阿部寿樹、木下拓哉、石川昂弥、根尾昂、岡林勇

【プロテクトリスト入りボーダーライン】(12人)
投手:谷元圭介又吉克樹、藤嶋健人、小笠原慎之介、山本拓実、橋本侑樹、清水達也、石川翔
野手:堂上直倫、郡司裕也、石垣雅海、石橋康太

 

確定の16人は、今期活躍した11人(投手5人と野手6人)と将来の中心選手と期待する5人(投手2人と野手3人)で、迷いなく決まりました。
谷元・又吉投手は年齢を考慮しましたが、今期十分戦力になっており来季以降も活躍できると判断しました。元ドラフト1位の小笠原投手、フェニックスリーグで好投した橋本投手も含めました。将来性も見込んで藤嶋・山本・清水投手もリスト入りです。石川翔投手は迷いましたが、フェニックスリーグで好投していましたので、最後にリスト入りしました。
野手は、内野のユーティリティで元ドラフト1位の堂上選手、新人の郡司捕手、ファームで好成績の石垣選手、を入れました。石橋捕手は肩の故障がパフォーマンスに影響する懸念があるため少し迷いましたが最終的にはリストに含めました。

 

 


【プロテクトリスト外ボーダーライン】(9人)
投手:鈴木博志、木下雄介
野手:福田永将、加藤匠馬、遠藤一星、井領雅貴、溝脇隼人、伊藤康祐、高松渡

迷った末に外した選手です。鈴木投手は元ドラフト1位で個人的には地元の選手なのでプロテクトしたいのですが、この3年間の成績がどんどん下がっていますので、客観的に見てプロテクトできないと判断しました。しかし、サイドスローにフォームを変えましたので、来季は活躍を期待しています。木下投手もストレートが魅力のリリーフですが、元育成指名ということもあり、外しました。
最後に外れたのは福田選手です。怪我が多く今季は十分な活躍ができませんでしたし、シーズン通してプレーしたことがほとんどありません。また、調子の波が激しい印象があります。なんとなくですが、首脳陣は来季の福田選手の起用法を外野手ではなく、代打兼一塁手で考えているような気がします。常識的に考えると福田選手は外さないと思うのですが、来季は外野手として根尾・石垣・渡辺選手をある程度我慢して使いたいところですし、新外国人のガーバー選手もいます。そう考えると、福田選手の使い道は代打しかないような気がします。スワローズも内川選手を獲得するのであれば、役割は重なるのではないかと思います。
加藤捕手は肩が魅力ですが、木下・マルティネス・郡司・石橋捕手がいますので外しました。遠藤・井領・溝脇選手は1軍で十分活躍できる選手ですが、代わりとなる選手がいないわけではないと思いますので外しました。伊藤選手と高松選手は高卒3年目のシーズンを終えたところで、少し厳しいようですが、他の選手との兼ね合いで外しました。同級生の山本・清水・石川投手をプロテクトしたのは、その下の代に支配下契約の高卒投手がいない(垣越投手と竹内投手は育成契約に)ためで、伊藤・高松選手を外したのは、その下の代に、根尾・石橋・石川昂・岡林選手がいるためです。

 

【プロテクト対象外確定】(17人)
投手:岡田俊哉山井大介松葉貴大田島慎二佐藤優、笠原祥太郎、三ツ間卓也、岡野祐一郎、浜田達郎、マルク
野手:大野奨太藤井淳志、武田健吾、三ツ俣大樹、桂依央利、渡辺勝、滝野要

岡田投手は、今シーズン抑えの役割を外された後、しばらく敗戦処理としてチャンスが与えられましたが結果を出せず、その後のウエスタンリーグでは8試合0勝3敗防御率10.32という成績でした。こうなってしまうと来季もなかなかチャンスを与えにくい状況だと思います。意外と環境を変えた方が復活できるかもしれませので、トレードも考えられる位置付けではないかと思います。
山井投手と藤井選手は年齢、松葉投手と大野捕手と武田・三ツ俣選手は途中入団であることも考慮し、外しています。
佐藤投手はフェニックスリーグでは先発として好投しましたが、今年は成績の波が激しかったです。田島投手は手術明けですし、笠原投手は今年1軍で投げられていません。岡野投手は新人ですが、終盤打たれたことや年齢がネックになります。三ツ間投手とマルク投手は元育成指名ですし、浜田投手も長い期間育成契約でした。
桂捕手はこれまであまり1軍出場がなかったためです。渡辺選手は、今期2軍では活躍し来季に期待している選手ですが、元育成指名ということもあり、プロテクトはしません。滝野選手も今年2年目でしたが、他の選手との比較で入りません。

補足すると、元育成指名の選手をプロテクトから外すのは、他球団がドラフトで指名する機会があったのに指名しなかった選手だからです。

 

ヤクルトスワローズの立場からこのリストを見た場合、獲得したいと思うのは、福田選手、加藤捕手、岡田投手、鈴木投手辺りでしょうか。先発投手が欲しければ、松葉投手や笠原投手の獲得もあるかもしれません。
いずれにしても、ドラゴンズからすれば、小川投手を獲得できるのであればやむを得ないかなという気がします。

 

ちなみに参考までに昨年(2019年)のプロテクト予想リストはこちらです。

zamysan.hatenablog.com

以上
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