zamysanのブログ

中日ドラゴンズファンとして感じたことを書いています

2020年戦力展望 ~リリーフ投手編~

先発投手に続き、リリーフ投手についても来季の展望をしてみたいと思います。

 ●勝ちパターン      岡田  マルティネス 藤嶋  福
 ●接戦で登板       三ツ間 ゴンサレス  又吉  祖父江
 ●今季ブレイクするかも 木下  橋本  鈴木博 浜田智
 ●実績あり復活期待   田島  谷元  伊藤  小熊  
 ●もしかしたらブレイク 石田  松田  大蔵  ロドリゲス
 ●将来性を期待      垣越  岡林 竹内  ブリトー

リリーフ陣は24名をあげました。来季の投手陣は今のところ44名の見込みですので、先発20名と併せて全員をリストアップしました。
もちろん、先発として上げた投手がリリーフとして活躍することや、その逆にここに上げた投手が先発として活躍することもあると思います。

まずは勝ちパターンの投手ですが、今期終盤のメンバーそのままのイメージで、抑えに岡田投手、8回をマルティネス投手、7回を藤嶋投手、左キラーとして福投手の4人をあげました。ロドリゲス投手の穴を埋める必要がありますが、このメンバーが固定できれば、安定したリリーフ陣を形成することができると思います。

次に接線で登板する投手です。三ツ間投手は今シーズンの終盤は勝ちパターンで投げるときもありました。ゴンサレス投手は新外国人で未知数ですが、ロドリゲス投手の代わりとなることを期待したいです。又吉投手、祖父江投手は実績もあり安定していますので、基調なリリーフ陣です。これらの投手には、勝ちパターンの投手が不調な場合には、代わりに勝ちパターンとして投げてもらいたいところです。

ある程度計算できるのは、この8人まででしょうか。
この他に何名の投手が出てこられるかというのが、今季のポイントになると思います。

今季ブレイクを期待したい投手としては、まずは木下投手です。150キロを超えるストレートを持っていますし、十分活躍できる素質はあると思います。次に橋本投手、新人左腕でまだ先発かリリーフかも決まっていませんが、こうした若い投手が活躍するとチームに勢いをもたらしますので、リリーフとして起用するのも面白いのではないでしょうか。鈴木博志投手は2年連続でクローザーの経験があり、実績もありますが、安定感に欠ける部分もみられました。来季はまだ大卒2年目と同じ年ですので、飛躍の可能性はあると思います。ドラフト1位投手ですので、是非見違えるような活躍を見せてもらいたいものです。浜田智投手はまだ育成契約ですが、貴重な左のリリーフとしての役割がはまれば、ブレイクする可能性もあると思います。

実績がある投手では、まずは田島投手です。長年勝ちパターンで投げてきた実績があり、クローザーの経験もありますので、是非とも復活してほしい投手です。
谷元投手は、日本ハム時代は大活躍でしたが、ドラゴンズでは、まだ本当の実力が発揮されていない気がします。是非ともドラゴンズファンの前で谷元投手の実力を見せつけてほしいものです。
伊藤投手と小熊投手は、年齢的にも崖っぷちになると思います。まずは1軍のベンチ入りを目指しそこで実績を重ねることが必要になります。

育成契約の投手では、石田投手、松田投手、大蔵投手、キューバ出身のロドリゲス投手もいます。石田投手と大蔵投手は育成契約3年目ですので、勝負の年になります。松田投手は1年目ですが、左腕で140キロ台後半のストレートを投げますので、来季戦力になる可能性もあると思います。ロドリゲス投手は育成契約ですが、マルティネス投手と同じくキューバ代表として投げていますので、外国人枠の関係がありますが、こちらも活躍する可能性はあると思います。

高卒2年目の垣越投手、藤嶋投手は高卒2年目の4月から1軍で投げましたので垣越投手には今季の活躍を期待したいところですが、大器晩成という言葉が似合いそうな雰囲気もありますので、じっくり育ててもらえればと思います。
岡林投手と竹内投手は高卒1年目ですので、土台作りが大事な年になります。
ブリトー選手はドミニカ出身の育成選手ですが、2019年はあまりストライクが入らないピッチングだったようです。今後の変身に期待したいと思います。

2019年シーズンは、岡田投手をクローザーとして定着させ、三ツ間投手、福投手、藤嶋投手といった投手を勝ちパターンの投手として起用しました。
これらの投手は、シーズン開始前にはここまでの活躍を期待していませんでしたので、首脳陣による新しい投手を発掘する手腕が発揮されたものと思います。
ですので、来季も現状ではそれほど期待されていない投手が中継ぎエースとなり活躍することを期待したいと思います。
どんな選手が活躍するか楽しみです。
以上