14日、2020年ドラフトに向けたスカウト会議が開かれました。
今朝の東京中日スポーツによると、ドラフト1位候補として12人が挙げられています。
その中でも1面の見出しになっているのは、地元愛知県出身の栗林投手と高橋投手の2人です。
【ドラゴンズのドラフト1位候補】
・高田琢登 投手 (静岡商高) 左投げ左打ち
・高橋宏斗 投手 (中京大中京高)右投げ右打ち
・中森俊介 投手 (明石商高) 右投げ左打ち
・早川隆久 投手 (木更津総合高-早稲田大) 左投げ左打ち
・山崎伊織 投手 (明石商高-東海大) 右投げ右打ち
・森 博人 投手 (豊川高-日体大) 右投げ右打ち
・栗林良吏 投手 (愛知黎明高-名城大-トヨタ自動車) 右投げ右打ち
・松本竜也 投手 (智弁学園高-ホンダ鈴鹿) 右投げ右打ち
・牧 秀吾 内野手(松本第一高-中央大) 右投げ右打ち
・元山飛優 内野手(佐久長聖高-東北福祉大) 右投げ左打ち
・佐藤輝明 内野手(仁川学院高-近畿大) 右投げ左打ち
・来田涼斗 外野手(明石商高) 右投げ左打ち
高橋投手は、昨秋の明治神宮野球大会で優勝しました。こちらの記事にも書いています。
米村チーフスカウトの地元重視とのコメントが載っていますが、地元選手は、高田投手、高橋投手、森投手、栗林投手、の4人です。
情報戦も始まっていると思いますので、必ずしも評価の高い順に12人というわけではないと思いますが、少し意外なリストでした。
松本投手と元山選手はこれまであまり1位候補という報道は見かけなかった気がします(知らない選手でした。)
また、以前に報道されていた伊藤大海投手(苫小牧駒沢大)が載っていませんでした。内野手が3人と多いのも意外な気がします。
現在の実力からすれば栗林投手の1位指名が有力だと思いますが、この5年間の各球団の1位指名選手60人の中で、大卒社会人の投手が指名されたのは、2019年ドラフトの宮川投手(東芝)のみです(西武と巨人が外れ1位の指名で競合し西武が交渉権を獲得)。ドラフト指名選手は、現時点での実力のみではなく将来性も加味して判断されますので、24歳の選手の指名は難しい面もあるのかもしれません。
高橋投手は、今春の選抜甲子園で活躍すれば、一気にスターになる可能性もありますので、ドラフト1位指名も十分にあると思います。明治神宮野球大会では、対戦相手の明徳義塾高の監督から、ストレートは松坂投手以上とコメントされていました。
森投手は155キロのストレートが魅力の選手です。元ドラゴンズの辻コーチが毎年プロ入りする投手を育てている日体大の選手ですので、こちらも十分にドラフト1位候補になり得る選手だと思います。
高田投手は、左腕で奪三振能力の高いピッチャーですが、1人の投手の力だけではチームとしての甲子園出場は難しそうに思いますので、150キロが出るなどの話題がなければ1位との評価まではいかないような気もします。
ドラフトまでの今後の10ヶ月の選手の活躍によって、評価もどんどん変わっていきます。どんな選手がドラフトで指名されることになるのか、楽しみです。
以上
#ドラゴンズ #中日 #ドラフト